表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
万葉恋歌  作者: 舞夢
1283/1385

橘の 美袁利の里に 父を置きて

橘の 美袁利の里に 父を置きて 道の長道は 行きかてのかも

                     (巻20-4342)

※橘の美袁利の里:所在不明。ただ、静岡市清水区に小島町立花という地名があるので、推定する説もある。

右の一首は、丈部足麻呂。:伝未詳。


橘の美袁利の里に父を残して、この長い道のりは、実に行き進むのが辛いのです。


素朴であるが、残したのが父だけなので、おそらく母は死別の可能性がある。

一人だけで父を残すのが辛い、長い道のりも辛い。

しかし、防人を拒めば、絞首刑。

父も恥ずかしい思いをするので、その後の生活も不安。

それを考えると、防人も罪作りな仕事である。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ