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万葉恋歌  作者: 舞夢
1282/1385

父母え 斎ひて待たね 筑紫なる

父母え 斎ひて待たね 筑紫なる 水漬く白玉 取りて来るまでに

                       (巻20-4340)

※水漬く白玉:海に沈む真珠。

右の一首は川原虫麻呂※伝未詳。


父さまと母さまは、神様に祈願をしながらお待ちください。

筑紫という海の底に沈んでいる白玉(真珠)を取って、持ち帰るまでは。


明るい性格の人だろうか。

辛い任務にめげずに、筑紫から土産として、真珠を取って、持って帰って来ると言うのだから。

尚、行先の物を土産として持ち帰る行為は、その土地の霊魂を付着して(守り神として)無事に帰着するという、呪術的な意味があるとされた。


これは、現代人の私たちでも、感覚的に理解しやすいと思う。

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