1262/1385
明日香川 川門を清み 後れ居て
明日香川 川門を清み 後れ居て 恋ふれば都 いや遠そきぬ
(巻19-4256)
右の一首は、左中弁中臣朝臣清麻呂伝へて誦みし古き京の時の歌なり。
※中臣朝臣清麻呂:家持と親交が深かった。
明日香川の渡し場の水は、実に清らかに流れていくのです。
しかし、この古い都に居残り、今の新都を恋い慕う間に、都はまた遷り、ますます遠ざかってしまいました。
都は明日香京から藤原京、そして平城京に遷った。
その感慨を詠んだ歌と思われる。
明日香川 川門を清み 後れ居て 恋ふれば都 いや遠そきぬ
(巻19-4256)
右の一首は、左中弁中臣朝臣清麻呂伝へて誦みし古き京の時の歌なり。
※中臣朝臣清麻呂:家持と親交が深かった。
明日香川の渡し場の水は、実に清らかに流れていくのです。
しかし、この古い都に居残り、今の新都を恋い慕う間に、都はまた遷り、ますます遠ざかってしまいました。
都は明日香京から藤原京、そして平城京に遷った。
その感慨を詠んだ歌と思われる。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。