1256/1385
天雲の そきへの極み 我が思へる
阿倍朝臣老人の唐国に遣わされし時に母に奉りし悲別の歌一首
※阿倍朝臣老人:伝未詳。遣唐使としては、天平五年(733)と推定されている。
天雲の そきへの極み 我が思へる 君に別れなむ 日近くなりぬ
(巻19-4247)
※天雲の そきへの極み:大空にたなびく雲のように。
※君に:この歌では、母の意味。
大空にたなびく雲のように、いつまでも限りなく一緒にいたいと思っている我が母と、お別れするだろうと言う日が、近づいてまいりました。
阿倍朝臣老人の唐国に遣わされし時に母に奉りし悲別の歌一首
※阿倍朝臣老人:伝未詳。遣唐使としては、天平五年(733)と推定されている。
天雲の そきへの極み 我が思へる 君に別れなむ 日近くなりぬ
(巻19-4247)
※天雲の そきへの極み:大空にたなびく雲のように。
※君に:この歌では、母の意味。
大空にたなびく雲のように、いつまでも限りなく一緒にいたいと思っている我が母と、お別れするだろうと言う日が、近づいてまいりました。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。