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万葉恋歌  作者: 舞夢
1250/1385

大船に ま梶しじ貫き この和子を

春日に、神を祀りし日に、藤原大后の御作りたまひし歌一首

すなはち、入唐大使藤原朝臣清河に賜ひしものなり 参議従四位下遣唐使


春日で、神を祀った日に、藤原大后(光明皇后)がお作りになられた歌一首。

すなわち入唐大使藤原朝臣清河(光明皇后の甥)に賜ったものである。

※藤原朝臣清河は、天平勝宝二年(西暦750年)九月に遣唐使として任命された。


大船に ま梶しじ貫き この和子を 唐国へ遣る 斎へ神たち

                   (巻19-4240)


大船に楫をしっかりと、取り付けました。この和国の愛しい子供たちを、無事に唐の国へお運びください、神々はなにとぞ、お守りください。


「この和子を」の表現が素晴らしい。

愛情にあふれた、光明皇后ならでは、と感じる。

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