表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
万葉恋歌  作者: 舞夢
1234/1385

越中国守大伴宿祢家持の報贈せし歌四首(4)

一 さらに嘱目しき


三島野に 霞たなびき しかすがに 昨日も今日も 雪は降りつつ

                     (巻18-4079)

※三島野:越中国府東南。高岡市から射水市にかけての野。家持の館からは南方に臨む。


三月十六日


さらに見た物に寄せた歌


三島野には、霞がたなびいて、本当は春なのに、昨日も今日も、雪は降り続いているのです。


大伴池主からの贈歌とは、関連せず、大友家持が独自に添えた歌。

本来は暖かい春であるべき三月十六日になっても、雪が降り続ける越中国の寒さを嘆き、大伴池主が近くにいない寂しさも暗に詠む。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ