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月待ちて 家には行かむ 我がさせる
粟田女王の歌一首
※粟田女王:家系未詳。歌はこの一首のみ。
月待ちて 家には行かむ 我がさせる あから橘 影に見えつつ
(巻18-4060)
月の出を待ってから、家に帰ることといたしましょう。
我々が、髪に挿した、明るく輝く橘の実を、月の光に照らしながら。
橘諸兄の宴会から帰宅する姿は、実に楽しく満足できる気分。
その証拠として、明るく輝く橘の実を髪に挿す、の表現を使う。
これも歌に託して、左大臣橘諸兄を褒めたたえている。
粟田女王の歌一首
※粟田女王:家系未詳。歌はこの一首のみ。
月待ちて 家には行かむ 我がさせる あから橘 影に見えつつ
(巻18-4060)
月の出を待ってから、家に帰ることといたしましょう。
我々が、髪に挿した、明るく輝く橘の実を、月の光に照らしながら。
橘諸兄の宴会から帰宅する姿は、実に楽しく満足できる気分。
その証拠として、明るく輝く橘の実を髪に挿す、の表現を使う。
これも歌に託して、左大臣橘諸兄を褒めたたえている。
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