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万葉恋歌  作者: 舞夢
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いさなとり 海や死にする 山や死にする

いさなとり 海や死にする 山や死にする 死ぬなれや 海は潮干て 山は枯れすれ

                            (巻16-38352)

※いさなとり:「海」にかかる枕詞。


海であっても死ぬことはあるし、山であっても死ぬことはあるのです。死んでしまうからこそ、海は潮が干れ、山も木が枯れたりするのです。


世の中は変わっていくのたとえ。

不変のように見える海にも、山にも必ず返歌がある。

死んでしまうは、強く言い過ぎた感もあるが、死んでしまうから再生もある、と言う輪廻転生の思想を詠み込んだものとも、言われている。

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