第一話 七度目の告白
はじめまして、choco(๑・౩・๑)です。
読みにくい部分も多々あるかもしれませんが、頑張りますのでどうぞよろしくおねがいします!
―終業式―
「もうさ、いいかげんにしてほしいんだけど」
俺は、目の前にいる女の子、高野 梓に言う。高野の瞳が潤んだ。
「なんでよ、私本気なんだよ?」
それは解ってる、と俺は心の中で呟いた。
それは解ってるんだけど、あまりにもしつこいんだよ。
「ほんとごめんけどさ、俺、君と付き合うつもりないから」
冷たく聞こえるかもしれないけど、こういう事は、はっきり言った方がいいと思う。
「・・・」
黙りこくる高野。しばらくすると、嗚咽が聞こえてきた。
ああ、うざったいなぁ、もう。こういうのが一番いらつく。なんだよ、あんた。
そして高野は、赤い目のまま上目づかいで俺を見上げると、こう言った。
「・・・私、諦めないから」
・・・諦めないから?なんだよ、それ。ほんと腹が立ってきた。
諦めろって言ってるんだよ、こっちは。
俺は深いため息をつくと、黙ってその場を立ち去った。
校門を出ると、背後から誰かの靴音がした。振り向いてみると同じクラスの城本 雅だった。
「福原くん!」
「・・・よっ」
「何さ、かっこつけちゃって~。一人から告白されたくらいで、コイツ」
城本は、にやりと笑う。
・・・おい。見てたのか。
「何回目だっけ?」
「七回目」
七回目かあ、と城本は頷いた。
ほんと、七回目となるといい加減にしてくれって話になる。
三回目までは、いいとしても、七回目までとなるとしつこすぎる。
「高野さん泣いてたよ」
「・・・知ってる」
「うわ、ひどいね」
城本は顔をしかめると続けた。
「福原君ってそこまでかっこよくないのにね、高野さん変わってるなあ」
・・・・・。
「お前の方がひどいよ」
「ふふっ、冗談。それより明日から夏休みだね。なんか予定ある?」
「ん?部活・・・くらいかな。でも、うちのサッカー部ゆるいから毎日は練習ないけど。・・・今日もないしね」
俺はそう言い、肩をすくめた。
「へぇ。じゃあ、暇なんだ」
城本は、にやっと笑った。
「は?ああ、まぁ」
「私が帰宅部なの知ってるよね」
「知らねえし」
「・・・あ、そう。で、夏休み暇ならさ、遊ばない?」
城本は、大きな目をいたずらっぽく動かした。
「・・・別にいいけど」
「あのね、私夏休み中に絶対しようと思ってる事があるんだ。それに協力してほしいの」
「?・・・うん」
俺は首をかしげたあと、ゆっくり頷いた。
まだまだ続きますよー!




