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28お前、捨てられたな

「ユウナギ君ね。一人、じゃなくて精霊入れて三人か。だったら私達と一緒に行動しない?」


この人たち見るからに強そうだから助かる。


「な!?何言ってるんだ!?」


ダーさんは反対のようだが良いのだろうか。


「良いじゃない。ここで会ったのも何かの縁でしょ。二人より五人だよ」


それで良いのか。


「あ、もう一人の精霊の名前聞いてなかった。何て名前?」


「そらはそらだよー」


「ソラって名前なんだ」


「良い名前だね。宜しくね、ソラちゃん」


「よろしくー」


見えてないのにソラにも気を使ってくれるんだな。


「ところでもう一人の精霊ちゃん。非契約精霊(フリー)なら私と契約しない?」


「え?」


おぉ、良かったじゃん。なぜ驚いてるのか知らんけど。


「あの、その話の返事は・・・保留ってことでも良いかしら?」


こいつが毒舌じゃないだと・・・?


「ってなんであんたは意外そうな顔してるの」


「毒舌じゃないのが驚きだった」


「そっち!?」


「あー。そういえばなんで契約しないんだ?」


「ついでみたいに言わないで頂戴」


だって驚きだったんだもん。こいつが毒吐かないの。俺の時は吐きまくりなのに。弱毒だけど。


有害じゃなくてむしろ人畜無害だけど。


「私は・・・私、にも・・・考えがあるのよ」


毒の精霊がこっちを見たり別のところを見たりチラチラしながらそう言う。


「そういうもんか」


そしてそれを見てエイリャがニマニマと笑みを浮かべている。


「キモイ」


毒舌キター!


「えぇぇぇ!酷い。私、微笑んでただけなのに」


「え?そ、そんなに?あ、あの、ごめんなさい」


ほらそういうことするからいつまで経ってもエセ毒舌なんだよ。


「ユウナギ君。私この子好きだわ」


「同意」


「へぇぇ!?」


「「からかいやすくて面白い」」


「お前ら二人共死ね!!」





この人達ヤバすぎる。確かにGランクの魔物ばかりだが、見つけた瞬間屠っていく。


三層は連携を組んでいる魔物が見られたがそんなの関係ない。


範囲魔法でぶっ飛ばしたり、炎を縦横無尽に巡らせ狩りつくしていく。


ぶっちゃけ俺は寄生プレイをしているみたいでいたたまれなくなっている。


「そういやなんでユウナギ君達はこのダンジョンに来たの?」


エイリャがそう聞いてきたのは四層への階段を見つけ、登っている途中だった。


「何で?」


「何となく気になったから。それじゃダメ?」


何でつけているか聞かれた時俺も何となくって言ったからな。ここでダメというのは厳しいな。


「別に良い。俺がこのダンジョンに来たのは師匠に突き落とされたからだ」


「「「「師匠?」」」」


冒険者のほかに毒の精霊とソラも聞いてくる。


ソラさん?一応シエラさんの事は隠さないといけないんですよ。


「俺にはスキルの使い方とか教えてくれる師匠みたいな人が居たんだけど、その人にこのダンジョンの中に突き落とされたんだ」


「あー、しえらのこと?」


やっとわかったらしい。でも名前は伏せようね。


「ふーん。じゃ、十層行ったらお別れか」


「それがその師匠四十層まで攻略して来いって言うんだよね」


「「「ハァ!?」」」


お、一人減った。


「その人は現在何層まで突破しているか知ってるの?」


「知ってる。三十四層だろ?」


「知ってんのに言うってことはお前、捨てられたな」


「酷」


「さすがの私も可哀そうに思えてきた」


「お前にそう言われると余計凹むよ」


「どういう意味よ?それ」


「私達は二十層まで行く予定だから、それまでは一緒に行こうね」


ありがとうございますエイリャさん。ですがなぜでしょうさっきより若干テンションが下がっている気が。


「ありがとう。ところでエイリャ達はどうしてダンジョンに?」


「え、えーとー」


「お前に答える義理はない」


怪しすぎる。主にエイリャ。

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