ヨコタワルアルフヘイム ν 挿絵付
少女の放った魔術がフレイヤへと突き刺さり、スサノオの剣閃がフレイヤを斬り裂いていった。フレイヤの身体には幾重にもダメージが入ったのは目に見えて分かったが、その傷口からは血の一滴も溢れていかない。
「なッ?わちきをッ、わちきのッ、わちきにッ、な、何て事をしてくれるのですわッ?」
しゅうぅぅぅぅ
「キズがッ?!」
フレイヤは顔に驚愕を浮かべ、あからさまに動揺していた。それは傷を負わされた事に拠る驚愕であろうが、フレイヤの傷はみるみる内に修復されていく。傷が瞬時に回復する少女とは違って多少時間が掛かるようだが、超回復巨鬼種の持つ固有能力・超絶回復と同等程度の回復速度は有している様子だ。
「おい、ズラかるぞッ!」
がしッ
「ちょ、何でよッ?それに痛いってば」
「アイツはフレイヤじゃなくて、あのオッサンでも倒せなかった、ナントカって言う名前の魔性なんだとよッ!だから分が悪い、一旦退くぞッ!」
ばッ
「おい、オレサマの話しが聞こえなかったのか?兎に角一旦退くぞ」
「イヤッ。だって、考えてもみて?それだけ強敵なアイツを野放しにしてたら、もっと大変な事になるってコトでしょ?アタシに考えがあるわ。手伝って!」
「全くおめぇは……。はぁ、やれやれ。なんとかならんかったら、タダじゃ済まねえぞ」
「そん時はアンタに「根の国」を案内してもらうわよッ!」
少女はスサノオにウインクをしてから屈託の無い笑顔を向けていた。スサノオはどこにそんな自信があるのか分からなかったが、考えがあると言った少女に乗っかってみる事にしたのだった。
「へっ、おめぇのお守りなんざまっぴらゴメンだ。で、オレサマは何をすればいい?」
「アタシがとびっきりの、とっておきをフレイヤに放つからそれを作り上げるじ――」
ぽんぽん
「まぁだ、力を隠し持ってやがんのか?でもま、そういう事なら任せろッ!要するに時間稼ぎすればいいんだろッ」
スサノオは率直に理解した。少女が一体、何をする気なのかは正直なところ気になっていたが、この場に居合わせる以上それは今聞かなくても分かるコトだ。
それよりも何よりも、少女が何かをする「その何か」を失敗させられたら、見たくても見る事は叶わなくなるから、そっちの方が大問題だった。
だから今は自身を修復している真っ最中のフレイヤに追撃を行い、フレイヤの修復を妨害する事で少女の邪魔をさせない事とした。
要するに「攻撃は最大の防御作戦」である。
幾重にも及ぶ剣閃がフレイヤに向かっていった。スサノオはフレイヤに操られた記憶があるので、魅惑光環の発動にだけ気を付けており、中距離を保ったまま剣閃が発する衝撃波のみでフレイヤを蹂躙していくのだった。
こうしてフレイヤの白く細い足は切断され、柔らかそうな腕は吹き飛び、淫らに這わしていた手指はバラバラになって飛び散っていく。その身を微かに隠していただけの薄衣はもはや原型を留めておらず、完全に露わになった豊満な胸元は削げ落ち、艷やかでハリのある腹は開かれ、男がヨダレを垂らしながら弄び、それを悦んで淫靡に愉しみ、くねらせていた豊満な身体は見るも無残な姿へと変貌を遂げていく。
だがそれでも尚、スサノオは剣閃を止めなかった。
流石にここまでズッタズタに斬られれば超絶回復でも回復出来ないので、それでも修復を繰り返しているフレイヤは同じ能力を持っていない事は証明されたが、それが能力であるとするならば、非常に厄介としか言えないだろう。
だが、斬り刻まれ修復を繰り返しているだけの、当のフレイヤはただただ嗤っていた。まるで壊れた人形のようになりながら嗤っていたのである。
その顔から妖艶さは既に失われていたが、恍惚の表情のみを浮かべて湛え、快楽に耽っているようにただただ嗤っていた。
「あぁん♡あぁ、良いわぁ凄くカンジちゃうのですわぁ♡慣れてしまえばこれも快感しかないのですわぁ♡」
「なん……だとッ?!」
「こ、この痛みは快感ですわぁ♡破瓜の痛みにも似たこの痛みをもっと、もっと、もっとちょうだい。ちょうだいちょうだい、もっとたくさん欲しいのですわ!もっともっともっと!もっと、わちきの中に、もっと熱く滾ったモノを、それでもっとトロけさせて……ちょうだい♡♡♡」
フレイヤの恍惚の叫びが響き、至るところでフレイヤは「ビクッビクッ」と痙攣していた。その身体は痛みを快感にして、さらに何回も絶頂へと昇っていっている様子だ。
だが一方で、スサノオはキレた。
キレたスサノオの剣閃はフレイヤの口を斬り裂き、「その下衆な口から一ッ言でも声を漏らすんじゃねぇ!この醜女!」と大声で怒鳴ったのだった。
「醜女……醜女ですって?わちきは美の女神、フレイヤですわよ?わちきより美しく可憐な美貌を湛える者なんて、誰一人として存在していないのですわ。男は皆、わちきの虜になる運命を担っているのですわよ?だから男はわちきの美貌の下僕なのですわ。アナタも、わちきの虜だったハズなのですわ?わちきの事をあんなに舐め回して腰を散々振って、熱い夜を過ごし――」
ざしゅッ
「それ以上、それ以上、口を開くなッ、言葉を紡ぐなこの醜女えぇぇぇぇぇぇぇぇッ!!」
口元を斬り裂かれながらもフレイヤは紡ぎ、スサノオを挑発していた。高慢で傲慢なフレイヤから放たれる言の葉に、スサノオは更に怒りを顕にしたように見えるが、その実はそれ以上フレイヤの口から話されたくなかったのである。
それはもちろん、聞かれたくない相手がいるからなのだが。
スサノオは吼えた。吼えに吼えた。フレイヤの言葉が届かないように喚き叫び更には、「十束剣」を振るった。神速を用いて、未来予見を用いて、そして、内々から湧き出て止まない怒りに任せて。
その怒りは、操られてしまった自分への不甲斐無さが齎しているのかもしれないが、そうであればただの八つ当たりなのは言わずもがなである。
数を更に増して放たれる剣閃は、フレイヤの四肢に肢体に顔に胸に腹に対して更なる傷を付けていく。それほどまでの残酷な程の剣閃を、無慈悲な程の剣閃を、目も背けたくなる程の剣閃を浴び続けたフレイヤは、完全にバラバラにし尽くされていった。
それはウルよりも細々と斬り刻まれており、一目で生命尽きたと考えるのが道理としか言えない光景だった。
だが、それでもフレイヤだったモノは修復し、元の姿に戻っていこうとしていた。
「ッ?!」
「おいおい、本気かよ」
スサノオは流石に驚いていた。それはその通りとしか言いようがない光景が目の前にあり、見ている自分の目を疑いたくなるのも分かる光景だ。
何故ならそこには首を切り離され、頭蓋を粉々に砕かれ、四肢も次第も細切れのミンチ同然の姿になっていても尚、修復していくフレイヤの身体があるからだ。
それは完全に異常であるとしか言えず、少女の半神半魔を超えていると言っても過言ではない程の過ぎたる修復力だった。
1つ欠点があるとすれば、それは瞬時修復ではなく徐々に修復されていくので、その途上は途轍もなくグロいとしか言えない点だろう。
「化け物め。生来の化け物め。これ程の化け物、あのヤマタノ……」
「お待たせッ、完成したわ。これで滅ぼせるハズよ」
スサノオは戦慄を覚えていた。殺しても殺し尽くせないモノの存在を認めたくなかったからだ。そして、闘神である事がそれを認めたくなかったが、打つ手が自分には残されていないのを認めるしかなかったのもまた、事実だった。
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少女は迷っていた。「はたして「極大魔術」の力で完全に滅ぼせるのか?」と。
全ての属性を有する少女が扱える事の出来る最大火力、最高威力の術式は「極大魔術」以外にはない。そして、それは長い人類史の中で発明された、おそらく最上位に入る魔術であるし、魔族の魔術の体現化でもそれを超えるのは至難と言える。
それ程の威力であり、その力以上の力を少女は持ち得ていない。
そもそも、「魔法の領域に片足を突っ込んでいる」とまで評価されているので、それを超えるのは既に「魔法」以外に存在しない事になる。
それ故に、もしそれが「利かなかったら?」と考えた時、もう「打つ手」は無い事になってしまい、「討伐」は叶わないのである。これは依頼ではないが、完結させられない事を認めたくないのも事実だ。
だからこそ、迷っていた。「神殺し」というその事が本当に叶うだけの力を、極大魔術が「持ち得ているのか?」と。
極大魔術の持つ概念は基本的には「消滅」だけである。故に弱い「概念」は「消滅」に喰われる事で文字通り「概念」ごと「消滅」する。要は「概念強度」の強弱で決まると言っても過言ではない。
他の「概念」を付加させる事は出来るが、そうすると「消滅」の概念はそれだけ弱くなっていくのもまた事実だ。
拠って1番の悩みどころは、フレイヤの持つ……若しくは、フレイヤに宿っている魔性の持つ……概念を消滅させ得る「概念強度」かどうかが、問われていたと言う事になる。
「えぇい、ぐちぐち考えててもしゃーないわねッ!あんな事言っちゃった以上、やっぱり無理でしたから逃げましょうなんて通じないもの。そこは可愛らしく言ってもホントに無理よね」
「よしッ!女は一に度胸!二に度胸!三四も度胸で五も度胸だから、「考えるよりも行動あるべし、考えるな感じろ」よッ!」
「やったるわあぁぁぁぁぁぁッ」
少女は割り切るのが上手な方だった。だから割り切った。それ故に術式の構築は思考回路と、そういった事が不得意なアテナの加護にほっぽり投げて詠唱を始めたのだ。
当然、少女の頭の隅ではブツクサと文句を言ってるのがいるが、知ったこっちゃない。
大事な局面に於いて、大雑把過ぎる気がしないワケでもないが、今回の術式は既に「魔術」ではないのだから、なるようにしかならないのだった。
「我が手に集え、冬の瞬光よ。我が手に集え、秋の月下よ。我が手に集え、夏の黒炎よ。我が手に集え、春の陽光よ」
少女は今までに試した事のない法則で詠唱を紡いでいく。それは即ち、「逆転の因果」の概念付与に他ならない。
魔術の属性には因果関係がある。火は水に、水は木に、木は土に、土は金に、金は火に、それぞれ「還る」のである。それは斥力と親和の関係とは違うものであり、構築の難しさはそこにあるとされる。
故に魔術は発明とされているのだ。そして更に付け加えると、光と闇はそれぞれお互いに「還っていく性質」を持っており、元から共存させるのは難しいとされている。
それは光の中に闇が、闇の中に光が存在出来ない事が根拠となっているからだ。
「我が手に集え、粗金の金杯よ。我が手に集え、土器の杯土よ。我が手に集え、空木の木霊よ。我が手に集え、水脈の手水よ。我が手に集え、陰火の火光よ」
こうして5つの属性の因果を逆転させ、更には火から闇と光に還し詠唱は結ばれていった。
これは少女が今まで試したことの無い、ぶっつけ本番の詠唱。「半神半魔」の形態になっていなければ、襲い来る斥力に因って少女の四肢は斬り裂かれ捥げ落ち、肢体はズタズタに引き裂かれているであろう究極とも言い換えられる極大魔術。
現状に於いて、少女の身体には激痛が奔っているが、その程度で詠唱を中断させるワケにはいかないので、必死に耐え抜いた結果とも言える。
拠って既に「魔法」の領域に達している「理」を持った究極の魔術はこうして完成した。
あとはマナを編み上げただけは足りない術式の全ての言の葉に、オドをあてれば完成するハズだった。
「くッ、足りない。編んだマナだけじゃ圧倒的に足りないのは分かってるけど、オドを限界まで注いでも足りないなんて……。くッそぉ。ここまで練ったのに、足りないなんてッ!でも……でもッ!それなら、オドをもっと焚べるまでよッ」
「お願いだから、足りて」
じゃきんッ
「デバイスオープン、マモンの魔石、ロキの魔石、剣に宿れ!」
「おや♪アナタですか?おやおや♫ワタクシを呼び出すとは。ワタクシを呼び出して、ワタクシの力を使わなければならない程とはねぇ。まぁ♪仇敵の力を使わなければならない程とはねぇ。まぁまぁ♫ワタクシに何をさせる気か知りませんが、アナタがワタクシを所持している以上、使われてあげますよ……」
ロキは少女の中で言いたい事を言い放ち、一方的に言の葉を投げて消えていった。
少女は神族の魔石からオドを奪うという暴挙に出る事にしたのだ。
少女の母・ウェスタは前に言っていた。「神族の魔石はオドの増幅装置だ」と、魔族の魔石からはオドが奪えるが、神族の魔石について、その事には言及していなかった。
だからこそ少女はその可能性に賭ける事にしたのだ。「もしダメならその時はその時」と割り切っていたとも言える。
マモンとロキの魔石を宿した少女の愛剣は、その魔石からオドを吸い上げていく。どうやら、神族の魔石からでもオドを吸い上げる事は可能な様子だ。そして、吸い上げられたオドは少女へと急速に流れ込み、「魔法」を編み上げる栄養となっていく。
いきあたりばったりの賭けだったが、どうやら成功した様子だ。
少女の身体は相反する力の逆流で今も斬り裂かれ続けているので、止む事の無い痛みは全身を駆け巡っているが、身体は瞬時に傷のみの修復を繰り返していた。拠って時間が掛かれば掛かる程に痛みばかりが募っていく。これに耐えきれなくなって、組み上げた「魔法」の構築が制御出来なくなった時の事を考えると気が抜けない。
魔石からオドを吸い上げていると言っても、まだオドが足りていないのは事実であって、満たすまでには時間が掛かるのは目に見えて分かっていた。
それでも、スサノオが必死に作っている時を無駄にしないために、焦りながらも慎重に編み上げて行くのであった。
そして一方では、「ぴしッ」と言う音が響く。それは小さな音で少女には届かない程の小さな小さな音だった。
一度鳴ったその音は少しの時間も置かずに再び「ぴしッ」と音を立て、立て続けに「ぴしぴしッ」と鳴っていき、終いにそれは連続した音となり弾けたのである。
「アナタが、ママ?」
「ま、ママぁ?えっ?えっ?どゆ事?えっ?」
少女は突如として呼ばれた「ママ」と言う言の葉に危うく「魔法」の制御を暴走させるところだった。まぁ、誰とも付き合った事がなく、そういった経験も全くシた事が無いのに、「ママ」呼ばわりされれば驚くのも当たり前と言えば当たり前だ。
それ故に危うく暴走させ掛けた「魔法」だったが、なんとか堪えると冷静に……そう、非常に冷静に振る舞って声の主に言の葉を紡ぐ事にしたのである。
「アタシを「ママ」と呼ぶアナタは、どこにいるの?」
「ママッ!ここだよ?ここにいるよ!」
ぽんッ
「アナタは、まさか?!もしかして……」
少女の目の前に現れたのは、羽と一本の角が生えたウサギのような生き物であり、そのウサギモドキは少女の目の前で羽を羽ばたかせて飛んでいた。少女にはこのウサギモドキに心当たりが1つだけあり、恐らくそれで間違ってはいないだろうが、今はそれを確かめる余裕などなかった。
そのウサギモドキは少女の異形な姿に恐れる事も怯むこともせず、少女がやっている事をまじまじと見ていた。
「ママ、力を集めればいいの?」
「えぇ、そうよ。だから、ごめんね、あまり構ってあげられないの」
「そっかぁ。それじゃあ、ママのお手伝いをするッ!」
「えっ?!」
ウサギモドキは少女の手伝いをすると言った。少女としてはその事の本意がまったく意味が分からなかったが、そのウサギモドキが小さなその身の内に、急速にマナを集めて行くのが分かり、危うく再び制御を暴走させてしまうところだった。
それくらい流石の少女もその光景には驚きを隠せなかったのである。
「集まったよ、ママ!」
ちょこんっ
「えっ、あ、ホントだ……凄い」
ウサギモドキは「魔法」を発動させられるだけのマナを集め終えると、少女の肩の上に着地した。そして、自分の身の内に貯めたマナを少女に譲り渡し、こうして「魔法」への魔力の供給は整ったのである。
「ありがとう。頭を撫でてあげたいけど、今は手が塞がってるから、後でねッ!」
「わーいッ。ママに褒めてもらえたーッ。やったーッ」
ウサギモドキの初めてのお手伝いは成功し、少女の肩の上で無邪気にはしゃいでいた。少女としては、「ママ」と呼ばれる事への抵抗が消えたワケではなかったが、それはそれとして置いておき、今は「魔法」を撃つタイミングを計る事に集中力を研ぎ澄ましていく。
少女はスサノオの神速の剣舞に因ってフレイヤが粉微塵になるのを見届けた事で、今が好機と感じとったのである。まぁ、フレイヤが何を言ってスサノオをキレさせたのかまでは聞こえなかったが、取り敢えず今はそんな事を気にする必要はないだろう。
それよりも、スサノオがキレたお陰で絶好の機会に恵まれたと受け取り、スサノオにすかさず声を掛けていった。
「お待たせッ、完成したわ。これで滅ぼせるハズよッ」
「お、おめぇ、なんだその、エラく凶暴な力の塊は?」
スサノオは怯えるような目を少女に向けていた。少女が完成させた「魔法」が内包する力を瞬時に悟ったのだろう。無敵の闘神であっても正直恐れ慄く程の魔力の塊が、少女の手元にあるのだから。
「これが、完成したアタシのとっておきよッ!ちゃんと避けてねスサノオ」
「へっ、流石にありゃ、オレサマでも耐え切れねぇだろうからな、全力全開でそうさせてもらうッ」
少女は愛剣を左手一本で持ち直すと、右手の人差し指をフレイヤに向けて照準を合わせていく。照準を合わせる手が震える。「魔法」が完成した事で、完全に相反する斥力は抑え込まれ、少女の身体を奔る痛みはもうないが、それでも大き過ぎる力にその四肢は震えを抑えきれない様子だった。
「くっ、力が大き過ぎて手足が震えて、マトが定まらない」
「ママ、大丈夫?」
「うん、大丈夫よ。ありがとう、心配してくれて」
少女はウサギモドキの言葉に拠って、自分の四肢の震えが治まっていった気がしていた。こうして、人差し指の先に修復しつつあるフレイヤを見据え、少女は心の中で引き金を思いっきり引いていったのである。
フレイヤは修復中で身動きが取れないままであり、その「魔法」を一身に浴びる事を宿命付けられたようなモノだった。
「極大七色・虹之根本!!!いっけぇぇぇぇぇぇええぇぇぇ!」




