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とある双子の姉妹の思いのかけら2

私が感動した素晴らしいものたちは、無価値だと破り捨てられた。


私に世界の美しさを、命の尊さを、絆の素晴らしさをおしえてくれたものたちも、無価値だと捨てられた。


いっけんつまらないように見えるものにも、たくさんの面白さと良さが詰まっている。


世界は驚きと発見に満ち溢れていて、まだ足を踏み入れていない場所には、きっと素敵な出来事と思い出が秘められているに違いない。


けれどそんな感動は、私の日常の中では必要とはされなかった。


素晴らしいと思ったものを、素晴らしいと言ってはいけない。それに、接してはいけない。


わたしは、とてもかなしくなった。


怖い顔をしたあの人たちの見つかった、宝物は知らない間にすてられていた。


目の前で捨てられることもあった。


わたしは、それを眺めるばかりで、怖くて止められなかった。


ごめんなさい、ごめんなさい。


守ってあげられなくてごめんなさい。


助けてあげられなくてごめんなさい。


ある時は自分の手で破り捨てろと言われた。


わたしはそれに逆らえなかった。


自分で描いた、みんなで楽しく過ごすパーティーの絵も、たくさんの仲間たちと見知らぬ世界を冒険する物語も。


わたしがつくりだしたのに、わたしが守ってあげられなくてごめんなさい。



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