プロローグ
推敲し直してからやり直しです笑
小説は初めて書くので下手くそな文だとは思いますが
どうぞよろしくお願いします
あわよくば何かしらのアドバイスをいただけるなら幸いです
プロローグ At the end(終わりで)
最初に目に入ったものは、聞いてもいない自分の妻の自慢話を得意げに話していた友人の顔だった。燃え盛る火の中に横たわり、その目からは死んだ魚のように生の光が消えている。周囲の熱気でぼんやりしていた意識が急にはっきりしくると、三半規管が働いて自分も倒れていることが分かってきた。
’なんだ..これ..’
全身に力が入らない。
’ゴポッ’
身を起こそうとすると、口から生暖かいものがこぼれ落ちた。見ると胸から鉄骨が飛び出している。こんな至近距離に大量の熱源があるというのに、寒気がした。
’なにが…起きた…?’
さっきまで目の前に横たわるこの男の馬鹿な話を右から左へ受け流していたはずだったのに。
’とにかく助けを..’
他の生存者がいないかと周りを見てみたが自分以外は皆骸だった。炎で周囲を囲まれている上に満足に手足を動かすこともできない。
’これは、結局死ぬのかな..オレも..’
そう思いながら瞼を閉じる。どうせこの傷なら時間の問題かと変に納得してまった。骸に成り果てた友人の顔を見るとなんだか笑っている様にも見える。
'最後まで笑って死ねるなんて幸せなヤツだな' なんて勝手なことを考えていると
’ドゴッ!!’
突然の大きな音と共に瓦礫を押しのけて人の気配が現れた。
’ああ助かるの..かな?..’
足音がすぐ近くまで近づいてくる。
「ここで….ごの階だ..生き..ヤツはまだ..しか…みつか…ない..」
女の人の声だ..誰かと通信でもしているのだろう。他に人の気配はない。
気がつくとそいつに顔を覗き込まれていた。
「あぁここにもう一人いたよ」
肩に誰かの手が触れたのがわかる。
「少し痛いが我慢しておくれ」
そう声が言った直後。
そいつはその手でオレの腹からのびた鉄骨を掴み、引っこ抜いた。腹の肉が引っ張られているような感覚を覚えると同時、激痛が走った。
「ぐがああああああああああああああああああああ!!!?」
味わったことのない激痛の中、鉄骨が地面に落ちる音を聞きながら自分の体液が妙に暖かかった。そして遠のく意識の中、彼女の声…
「ごめんね…このまま死なせてあげたほうが楽だったかも知れないけれど…仕方…ないんだ」
その言葉の意味も分からないまま、オレの意識は今度こそ落ちた。




