第20話
今日は多めに更新します。
しばらくして・・・
絵美里が俺の腕を掴み
「私、勝弥と一緒に回るからっ!」
と宣言した。
「おいっ!俺帰るぞっ!」
「さぁ、行こうっ!♪」
・・・俺の意見は関係ないのね?
と、思っていたら
「じゃあ、みんなで回らねぇ?ちょうどカップルどうしになったじゃん♪」
バカ賢二です。
お前が割り込まなきゃ、すべてうまく行ってたんだよっ!
絵美里は知らないが。
「いや、俺は帰る!」
と俺が言ったら
「じゃあ、他行ってデートとしよう♪」
と、絵美里が離してくれなかった。
そして、絵美里と二人で遊園地を後にし、デートするわけにもいかないので、絵美里を送る為、家とは逆方向の電車に乗った。
絵美里は、電車の窓から寂しそうに遊園地がある方向を眺めている。
祐介とどういう関係とかは、絵美里が話さないかぎり聞こうとは思わなかった。
しばらく電車に揺られ、駅に着くと絵美里が
「少し、話ししよ?」
と、喫茶店に入っていった。
そして、絵美里と祐介の関係などを聞いた。
絵美里は小6の時のバレンタインデーに告白したらしい。その時祐介は、特に返事するわけでもなかったが、それから二人で遊びに行ったりしていたみたいだった。それでも祐介から好きと言う言葉は聞けず、付き合っているかはわからないと、絵美里が寂しそうに言った。
そして俺の事も聞いてきた。
普段の俺だったら話しすることもないのだが、俺は絵美里に美代子との過去を話した。
俺達の話しは、今一番の親友である淳も知らない。 知っているのは小学校時代の親友である山本博一だけだった。
なぜ今日会ったばかりの絵美里に話したのかは解らなかったが、絵美里は真剣に聞いてくれた。
「勝弥も大変だね?」
と言ってくれたのは俺と自分をダブらせているのだろう・・・




