↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ご隠居と助さん角さんのAI創作道中記  作者: 青空市場
第1章 AI創作の第一歩?
PR
1/27

第00話 創作漫遊記-00 ご隠居は、なぜデータベースを作ったのか

お初にお目にかかります、越後のちりめん問屋の隠居でございます。


この作品で、私はやたらとデータベースを作っております。


創作を構成するテンプレを分類して、


・属性データベース。

・関係性データベース。

・感情データベース。

・行動データベース。


という風にテキスト化しました。


おそらく、読んでくださった方は

「小説を書きたいのに、なぜデータベースを作り始めたのだろう?」

と思われるでしょう。


「創作を構成するテンプレとは何か」を可視化したかったのです。


創作に着手する時に、真っ白な状態から、アイデアを思いつくのは難しい。

でも、テンプレを眺めれば、頭の中のフックに何かが引っかかって、発想が浮かぶのではと思ったのです。


最初は、AIにプロットを作ってもらう時に、そのロジックがブラックボックスであることに物足りなさを感じ、AIのカスタマイズ機能の命令文を書く過程を、可視化しようという程度の思い付きでした。


しかし、第3章まで書き上げた後に、角(C)さんと話して、ようやく理由がわかってきました。


「創作中にアイデアを発想するための切り口リスト」


を、可視化したかったのです。


そして、そのリストが、アイデアをひねる時に便利だと感じたので、カスタマイズAIの命令文と一緒に、公開したいと思いました。


****


カスタマイズAIは、「プロットの提案」と「編集者としての評価」の2つの機能を持たせました。


プロットの提案の分散化と、編集者として相談しているのに、途中でAI自ら暴走して小説を書きだすということを避けるということを、目標にしました。


その検証の過程で、試作小説第1号は、雲散霧消しました。


がっかりしながら、データベースと、テストの過程で生成された大量のプロットを読んでいたら、試作小説第2号のプロットを思いつきました。


そこから、素の助(G)さんと、角(C)さんに、時代考証や、アイデアのリスト化、校正の助けを借りて、試作小説第2号を作りました。


自分自身が、データベースやプロットを眺めている中で、創作のアイデアが整理されるという経験をしました。


****


私は、長年GTDジーティーディーというタスク管理手法を使っています。


GTDの本質は、「人間の脳は『考えること』には優れているが、『記憶すること』には向いていない」という前提に立っています。

「記憶する役割をすべて紙やデジタル(外部のシステム)に預けて、自分の脳を『考えること』や『行動すること』だけに100%使おう」という仕組みです。


そして、GTDでは、「やらなければならないこと」を具体的な行動に落としこむために、やたらと細かいリストを使います。


少し極端なGTDサンプルリストの例をあげると、


@PC(パソコンに向かっている時)

・ネット銀行から家賃の振込手続きをする

・来月の旅行のホテルを予約する

・企画書のパワポスライドを3枚修正する


@スマホ・電話(連絡・確認したい時)

・美容室に電話して来週の予約を取る

・クレジットカードの引き落とし口座についてサポート窓口に問い合わせる

・〇〇さんに「資料見ました」と返信のLINEを送る


@買い物・外出(外にいる時)

・○○スーパーで牛乳と卵を買う

・郵便局でレターパックを発送する

・文房具屋で3色ボールペンの替え芯を買う


@自宅・デスク(家ですぐ動ける時)

・届いた段ボール箱をカッターで開けてゴミをまとめる

・クリーニングに出す服をバッグに詰める

・アイロン台を出してシャツを1枚だけ仕上げる


@オフィス(職場でしかできない時)

・プリンターのトナー交換を総務に依頼する

・共有サーバーの不要なフォルダを削除する


@誰かと話すとき(1on1やミーティング)

・上司の〇〇さんに「リモートワーク制度の利用」について相談する

・同僚の〇〇さんに先日のプロジェクトの件でお礼を言う


のように……


最初にリストを見たときは驚きました。ここまで細かく分解するのか、と。

ですが、リストを眺めてしばらくすると、「ああ、こう考えればいいのか」と思ったのです。


真っ白な状態では何をすればいいのかわからない。

しかし、選択肢が並んでいると考えられる。


これは大きな発見でした。


****


どうやら私は、GTDの考え方を創作に持ち込みたかったようです。(^^;)


小説を書こう。と思っても、すぐにアイデアは出ません。


ですが、


・人物の属性は?

・関係性は?

・どんな感情を抱いている?

・何をしようとしている?


という切り口が並んでいると、急に考えやすくなります。


例えば、


・感情「後悔」

・行動「名誉回復」


この二つを見ただけで、何となく物語が動き始めます。


・昔の失敗を取り返したい人の話だろうか。

・追放された弟子の話だろうか。

・汚名を返上したい騎士の話だろうか。


そんな具合に、創作の手掛かりになるのではと思いました。


この作品で公開しているデータベースは、絶対的な正解ではありません。


「こう考えなければならない」


というものでもありません。


ただ、「こんな切り口もあるよ」というメモの山です。


もし創作に行き詰まった時、

もしキャラクターが動かなくなった時、

もしプロットが浮かばなくなった時、


斜め読みしていただければ嬉しく思います。


私自身、その使い方をしています。


****


さて。


前置きが長くなりました。


ここから先は、この隠居が、助さん(G)さんと角さん(C)さんと3人で一緒に作り上げた、もろもろを、途中経過をすっ飛ばして、発表してまいります。


カスタマイズAIを動かすための、記述した内容もすべて公開します。


どなたかのご参考になれば幸いです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。