表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/17

第12話

アシュリーたちが修行に明けくれているころ、オルティアを脅かすことが行われようとしていた。とある場所で、オルティアを除く四人の王による会議が行われていた。


「皆様。よくぞお集まりくださいました。私の呼びかけに応じてくださり、ありがとうございます。感謝の意をここに示します。」


「御託はいいから、とっと要件を話せ、若造。儂はお主と違って忙しいんじゃ。しなければならんことが、山ほどあるんでのう。」


「そうだ。とっとやろうぜ。それで、何の要件で俺たちを呼び出したんだ?」


この会議を開くにあたり、三国王を呼び出しだのが、第四世界エクストリアの若き国王バージェス=エクストリア。そしてこの会議に参加しているのが、第二世界国王ハード=イリア。第三世界国王ヘルフルド=ウラトリア。そして、第一世界女王藤原みさきだった。


「お集まりして頂いのは、他でもありません。頼みがあるからです。その頼みとは……私たちエクストリアは、第五世界オルティアに宣戦布告をします。つきましては、その承認と、援助をお願いしたいのです。私からしてみれば、なぜあの様な世界が存在しているのかが、私にはわかりません。幸い、土地や資源については、あの世界は素晴らしいので、残りの四世界で、共有してしまいましょう。どうでしょうか?」


「ふん。若造が、ようやくその気になったか。よかろう。儂ら第三世界エクストリアは、それを承認しよう。無論、援助もしよう。」


「あぁ!俺たち第二世界もそれを承認しよう。援助についてもだ。前々から、あの世界は狙っていたんだ。俺の女にならない、あの女も気に入らんのでな。」


いとも簡単にハードとヘルフルドが承認してくれ、多数決で既に決定したようなものだったので、喜びを感じ叫びそうになるバージェスだったが、それを押し殺し残りの一人である藤原みさきの方に顔を向ける。当然承認するだろうと思っていた。


「私たち第一世界は、承認しない。援助も行わない。今回の件からは、引かさしてもらうよ。」


予想外の一言に、バージェスは、少し取り乱すも、すぐに落ち着き直し、なぜか聞いた。


「簡単なことだよ。私は、前から言っている通り、オルティアを統合することを、よしとしていないのは知ってるでしょ?それに、嫌な予感がするしね。私の直感はよくあたるんだ。」


「小娘が。十二神級の一人だからと調子にのってはせんか?儂ら三世界が、共同してアルカディアを先に滅ぼしてもいいんじゃぞ?」


そう言って、ヘルフルドが魔力を荒立てるが、すぐにそれを後悔することとなる。


「私たち……、いいや、ボクたちに勝てるとでも?いくら、三世界が集まろうとボク一人で相手にできる。例え神級が集まろうと、関係ない。それをわかってて言ってるのかい?ま、一人でアルカディアを相手にできるひともいるけどね。」


この場にいる三人は知っていた。藤原みさきが戦闘へと意識を変えるとか、呼び方が私からボクへとなることを。


「くっ。ならばよい。その代わり、オルティアの土地や資源は、儂ら三世界で共有させてもらうぞ。」


「あぁ、構わないよ。ボクたちアルカディアは、オルティアの土地や資源については一切干渉しない。君たちが勝てたらの話だけどね。」


その話を聞いていたバージェスは、内心、五世界最大規模を誇る、アルカディアの力を借りれないことに舌打ちするも、持ち前の切り替えのセンスで、ポーカーフェイスを保つ。


「では、宣戦布告の件は承認ということでよろしいのですね。ところで、藤原様。一つだけお伺いしたいことが……アルカディアを一人で滅ぼせるお方とは一体……?そのような方がいらっしゃるとは、信じれませんが。」


「俺もそれは気になっていた。一体誰なんだ?十二神級序列一位『破壊の女神』が恐る人物とは。」


「そうじゃ、そやつの名を教えよ。」


現在最強と言われる藤原みさきが、恐る人物が全く思いついていなかった。


「その人物の名は金剛悟。元十二神級序列一位で、『戦神』と呼ばれた者だよ。私と互角にやりあえる人物の一人で、人間で唯一魔王を死に近づけた人だよ。」

「馬鹿な!戦争だと!?あのアホはなんて事をしてくれるんだ!」






第四世界から、全世界に向けられた第五世界からの宣戦布告に、国王であるルーラは、驚きを隠せなかった。それに、彼から突きつけられた、降伏のための条件も到底許容出来るものではなかった。


「一つ、オルティアの資源を全て第ニ〜四世界に移譲すること。

一つ、国民全ては、第ニ〜四世界の奴隷となること。

一つ、オルティアの内政権の剥奪。」


これにはルーラも怒りを隠せなかった。


「資源くらいは許してやれる。だが、国民全てを奴隷にするだと?更に、内政権の剥奪。つまるとこは、やり放題だということじゃないか。そんな事は許さん。徹底交戦だ。」


降伏などもってほ他だと、国王は家臣の前で宣言した。


「しかし、国王様。敵は第ニ〜四世界。主力は、エクストリアと言えども、援助を受けて更に強くなっているでしょう。もともと、差があったのにも関わらず、これ以上広がるとなると……」


この言葉は宰相である、マルクスの言葉だった。


「確かに、戦力差は大きい。だが、負けられん。このままでは俺の民達はどうなる?こうなっては仕方ない、俺が出る。俺が出れば多少勝ちに近づくだろう。」


「確かに国王様がお出になるのでしたら、何とかなるでしょうね。」


「それに、あの男達も戦場に出させる。あの五人をここに呼んできてくれ。」






「ふ〜ん。なるほどね。それで僕たちを呼んだのか。なるほど、なるほど。うん、いいよ。僕たちも戦場に出ようじゃないか。丁度、教育してくれた彼に恩返しもしたいしね。それで、彼は今どこに?それに君の息子は?」


国王が呼び出したのは……かつて、国取りを考え、悟がいなければ、それが達成できたであろう。その革命を起こした五人。つまり、この世界が誇る最高戦力である、ルードラス達であった。彼らは、悟の頼みで、死刑にならず、牢獄に入れらていたが、世界の危機に参上した。


「悟なら、俺の息子達と、修行に出ている。まだしばらくは、帰ってこないだろう。あいつのことだ。すぐに何かを察して駆けつけてくれるだろうが、気付くには時間がかかるだろう。よって、俺たちで相手をする。何、俺も出る。お前達も、俺の強さは知っているだろう?」


そういって、各世界が準備を始め1ヶ月。各世界が注目する中、エクストリアvsオルティアの戦争が始まろうとしてた。



ありがとうございます!

よければ下の評価お願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ