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第10話

本日2話目です。

お間違い無いようにお読みください。

悟の師匠である、箕島結月が来てから数十分後、悟は地に伏していた。原因は簡単である。悟をして、勝てない、人類最強格の一人と言わしめる、その強さは本物で、悟こそが最強の一人だと思っていたので、まさか、こんな圧倒されるとは2人は思わなかった。


「師匠がここまでやられるなんて……さすが師匠の師匠と、いうべきでしょうか。」


「こいつが師匠?なるほど、こいつも弟子をとるなんてねぇ。あんなに弱かったこの子が、弟子をもらうなんて、師匠の私としては嬉しいかな。さて……お嬢様方、初めまして、私は、四宝が一人『大罪人』箕島結月。馬鹿弟子が世話になっているようだね。」


箕島の挨拶にポカーンとしていた、二人だが、箕島の会話の中に聞きなれない単語があった。そう、四宝という部分である。これは、現在のギルドランクにはないものだ。


「あの、すいません。四宝ってなんでしょうか。私、すごく気になります。」


これは、聞いていいのかどうか、わからなかったが、好奇心の塊兄妹が質問をかます。


「あぁ、知らないのも無理はないね。四宝って言うのは、4人に与えらたものさ。あんたらで言う、十二神級みたいなもの。人間であって、人間でないもの。そんなとこかな?これでいいかい?」


箕島は質問にはしっかり答えたが、これ以上は、聞くなという風に、言外に伝えた。アシュリーは、まだ何か言いたそうだったが、先ほどボコボコにされた、悟を見て、何とかそれを押さえ込んだ。


「それにしても、いつまで寝ているんだね、悟。さっさと起きろ。」


そういうと、悟を蹴とばそうとするが、悟は間一髪で避ける。


「なんで避けるのさ。大人しくあたりな。」


「このアホ師匠。あんたの一撃受けたら死んでしまう。いい加減わかれ。」


と軽口を叩く。普段の悟からは想像もできない、言動に驚きを隠せない二人だったが、悟の普段見ることのできない、一面に笑みを浮かべた。


「ところで、アホ師匠。何しに来たんだ?」


「そうさね、馬鹿弟子。あんた、この子らに循環法使ったね。何考えているのさ。一歩間違えれば、この子らの器はボロボロ。人として存在出来なかったかもしれないね。」


「アホ師匠。俺が失敗するとでも?それにこれは仕方ない。こいつを一年で強くしようと思ったら、循環法しかない。これは師匠でも、止めて欲しくないな。」


「その理由も知ってるさ。あんた、ミカに頼まれたね?これは、私が直接聞いて来たから間違いないね。全く、私にも一言相談してほしかったね。」


ん?と悟は思った。なぜなら、箕島の最後の言葉は、捉え方を変えてみれば、手伝うとも取れるからだ。


「もしかして、師匠手伝ってくれるのか?」


「なに言っているのさね。当然のことさ。こんな面白いこと、絡まないわけにはいかないのね。私の弟子の弟子ってことは、私の弟子でもあるね。当然手伝うとも。そのかわり、手加減はしないね。」


なんのことはないという風に、箕島は、修行の手伝いを申した。ここに、元十二神級『戦神』金剛悟。歴代最強『魔王』レーベル=ルシファー。そして、四宝『大罪人』箕島結月。最強のドリームチームが組まれた。

箕島結月が合流してから、一ヶ月が過ぎた。悟が死にかけたと話すように、箕島の修行は過酷を極めた。器の拡張を一週間から、5日に変え、その後に、箕島との模擬戦によって、更に体を追い込んだ。


「確かに、師匠の修行は無茶苦茶だが、目に見えて効果が出ているよな。流石だよ。修行のやり方が問題だけど……」


悟が話すように、二人の動きはすでに、器にあったレベルに達しており、彼女らのことを最初から知っている彼からすれば大きな変化だった。だが、問題は彼の言う通り、やり方だった。具体的には、器の拡張を済ませた後に、強制的に魔力・体力を全回復させ、模擬戦を行う。次に模擬戦を行いながら、彼女の魔力を神級にまで落とした後に、さんざん威圧を行い、精神を削った後、体力を削り、また、強制的に全回復させる。そんなことを繰り返していくうちに、次第に、威圧にも耐性ができ、防御、攻撃ともに能力が軒並み向上した。


「はい!今日はここまでさ。とっとと体を洗うのね。ご飯の準備はしておくさ。」


今日の修行が終わり、二人とも体を洗いに行った。もちろん、二人一緒に入るわけではない。二人は別々の川を見つけているので、そこで体を洗っているのだ。その間に、悟は箕島に聞きたいことを聞くことにした。


「師匠どうして、あいつらを助ける?」


「それはもう言ったさね。弟子の弟子は私の弟子。それにおもしろいから「それは違うだろ?」


「それは違うだろ。そんな理由であんたは動かないだろ。本当の理由を教えてくれ。」


くさっても弟子からのお願いである。その目が本気な目をしていることくらい、共に過ごしてきた、彼女には分かっていた。


「はぁ〜、くさっても馬鹿弟子だね。もしかしたらの話さね。今後、戦争が起こるかもしれないね。」


「戦争だと?悪魔か?天使か?どっちなんだ?どちらにしよ、蹴飛ばすけどな。」


「相手は悪魔でも天使でもないさね。奴らは、魔神の子とでもいう存在さ。煉獄からの使者どもだね。。この世界だけではなく、他の世界も攻め込まれるだろうと予測されているね。これは、ミカも知っていることさね。だからこそ、ミカは、私を神界に呼んだのさね。」


悟はこの話が本当ならば大変なことになると考えいた。なぜなら、わざわざ師匠が出てくるほどのことだからだ。基本彼女ら四宝は、積極的に世界に介入してはいけない。彼女らの介入は、世界のバランスをひっくり返しかねないからだ。そんな彼女を呼び出したミカは、間違いなく、もっと先を見通しているに違いない。近いうちに、会いに行こうと決めたのだった。


「まぁ、大丈夫さね。そんなことより、今は、彼女らのことさね。あんたが、余分なことを考えていたら、出来ることも出来ないさね。さぁ、はやく料理を作るね。」


「このアホ師匠!結局俺が作るのかよ!」


いつまでも、相変わらずの師匠だと思った悟だった。


ありがとうこざいます!

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