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一滴の波紋【原文】・1巻の1  作者: 藤田幸人(ペンネーム)
40/41

ある日の日記・40回

四十回



 また別の話しに入ります。


 君とのことで、しばらく売春行為云々のことがとりざたされていましたね。

 それは今、僕の方ではまったく知らなかったとハッキリ示すことができましたが。

 その時には、君も皆も僕が知っていたということを前提にして言い合っていたので。

 僕の方としては、そうではないんだと言いたい気持ちであったが、それも言えず。

 ただ、なるがままの会話を拝聴していました。


 声→『藤田さんに子種がないっていうんだったら、ウチもいって試そうかしら』


 ‥ここまできては、本当に売春めいた雰囲気になってきましたね。

 もし本当に来て、それをやっていったら警察沙汰にもなるし、この寮にも会社にも居られなくなるから、それはよそうね。

 本当は、男誰しもそうだと思うが。

(セックスを)知らない間は、一度はやってみたいものだと思うし。

 その言葉に甘んじれば、今度こそありつけるようになるんじゃないかとゆうチャンスがやって来ていますが。

 しかし、やはりよそうね!

 このようなことをしてまで、強いて経験するほどのこともないだろうから。


 まぁ~、‥‥あれだよねっ。

 知らない間だけだよ。

 いとおしくて、いとおしくて、思い煩い苦しむのは!?

 異性のマンコ 、チンチンが目の前をチラチラして、夜も眠れないとゆうのは‥‥

 いったん所帯を持って、いつでも手に入るとゆう風になったら、別に夢にまで見るほどのこともないことだよね‥‥と思う。



 【注記】今


声→『ものすごくイヤらしい日記をつけているんだってよ、奴は』


 と言われた!


 本当にイヤらしいのかねぇ、この程度のことで!

 しかしそうだろうね、もう恥も外聞もなく、ダンダンひどくなっていくみたいだ。

 このままいったら、今までの純血派が微塵もなく崩れ去る日も来るだろう‥‥!

 別にイヤらしい言葉はマル秘で隠しているし(※この本文では隠していません、すみません)


 大してイヤらしい文章ではないと思うのだが!?

 こういう、くだけた文を書けるのも。君達とくだけた仲の良い友達というところまで発展していると思うからです。

 実際の心は、こんなにイヤらしい言葉なんて、会話の中で使うほどド胸のある僕ではありませんし。


 ただ日記ということで。本当は誰にも見せることのないマル秘の世界だということで、好き勝手に書けていることです。

 このまま続けていきますか?

 君達が別にさしつかえないというのでしたら続けていきます。


 “だから他の男は入れないでくれと言っておいたではないですか。

 他の者がはいったら色々、ゴタツクはめになるんですよ‥‥ねっ!”


 また口がすべってしまいます。

 この先、ここに居る間の内に、また僕の部屋にコッソリはいってきて何かをしようと思っていますか?

 もしその時に、僕が目をさましでもしていたら、君(達)はいったいどうするつもりですか?

 ある人、(いわく


声→『そんなことしていたら、ツマミだしたらいいじゃないか!知っていてそんなことさせるなんて、本当に汚ない奴だよ』


 ‥と言われていますので、僕も正直言ったら寝たふりをしていて、なすがままにまかせていたいのですけれども。

 そう言われるようなはめにでもなったら本当に会社に居られなくなるので、今度目が覚めている時に出くわしたら、どうするか分かりません!?

 本当はマル秘にしておきたいのであるけれども‥‥


 いや! しかし‥‥


 この日記は多分、会社の上司連中(の方々)にも目にとまっていることと思いますので、あまりひどいことも書けません。

 とにかく、事が一大事にならないことだけは気をつけることにしよう‥‥ねっ!


 本当にその気が、今でもあるのだったら、チャンと(おおやけ)に認められるようになってからしようねっ!

 それが一番、無難なことでもあるし、誰にも気兼ねすることもないしね‥‥

 君にその気でもあったらの話ですよ。

 僕の方としては、それを望んでいるのだけれども‥‥


・ ・ ・ ・ ・ ・


 ということで、いよいよ今日のスポット‥‥ハイライトに移ろうと思います。


 しかしこの事はとても難しくて、今もハッキリと結論が出ないしまつです。

 ただ簡単に言ってしまえば、いつもいっているように、君の出方次第なのてす。

 もし君と一所になれなかったら、田舎へ帰るつもりでいましたので。

 それなら、そのような話しでも実際あるのだったら、少し田舎へ帰ることを延ばして、ぶつかってみようかなという程度のことです。

 だから、とても叶いっこないのです。 その道に夢を託して、執念に燃えて努力している人達にはとてもかないっこありません。

 僕には今のところ、とても執念に燃えてまでしようという気が起こりませんので。


 しかし実際本当に、君にふられでもしたら、気は一転すりかもしれません。

 その道に情熱を燃やすことになるかもしれません。

 とにかく僕としては、ただ、このまま何にもしないでコソコソと田舎へ逃げ帰るのがいたたまれないのです。

 だから~~ねぇ。君しだいなのです。


 いまにして思えば、本当にそのようなとてつもない話があったのが、夢の中の出来事のように思います。

 他の人も思うように、自分もまた、まさかぁ~。俺みたいな奴に‥‥そんなぁ‥‥


 あるはつがないやぁ~っと。健気けなげな気持ちです。


 しかし本当なのか、どうなの!?分かりませんが‥‥


 とにかく自分の方に感じたことを書いていきたいと思います。


 声→『今も、すごく騒がれているんだってよ!藤田』


『オイオイ、本当にスカウトに来たよ。テレビタレントのトレードに』


『おったまげたなぁ~~っ』


『冗談に言っていたことが、本当になりそうだよ』


『ホォー、大したもんだ。彼なら出来るよ。きっとスターになれる要素を持っているよ。充分に』


『映画の方は、一からやり直さなければいけないので、無理だろうけどテレビタレントなら大丈夫です。少しはごまかしがきくので、すぐにスターになれますよ』


 ‥‥どこを見てそのようなことが言えるのですかねぇ~‥‥


『どうしようもなく気に入ったって』


『ウマイ!』


‥‥芝居芝居と言ってなさるが、俺の方としては決して芝居などしている気持ちはまったくないのである。

 その時その時に思っていることが無意識的に現れているだけのことであって。

 実際、もし現時点での僕の気持ちと違った心を現せと言われたって、果たしてそのようなことが出来るのか? とてもそうは思えない。

 芝居役者とゆうものは、その時の自分の気持ちを無にして、それとは全然別の心を現す所に芸があるのだと思います。

 確かに僕には色々な姿に変身できる才能があるのかもしれません。

 今は前述のように、その時の気持ちとは違った芝居などとても出来ないといっていても、磨けば出来るようになるのかもしれません‥‥


 しかし‥‥ですねぇ~。

 他のスカウトさん達が言っているように、僕はのぼせ上がっていたのです。

 先日言ったことにおいては、その道に本当に首を突っ込んだ者の苦労を無視して、あのようなのぼせ上がったことを言ったのです。 もし‥‥、もしでなくとも、とてもそのようなスター街道を目指すなど並大抵の苦労じゃないのです。

 この歳になって、またそのような苦労の世界に飛び込むことなど、とても気力がともなえるとは思えません。

 それに、どこを見て僕にスターになれる要素があるとゆうのか? 冗談にもほどがあるよ!


『一千万円の契約金を出してでも元がとれる人ですよ、彼は』


バカコクデ(馬鹿言って)ネエダ!(んじゃないよ!)


 ふざけろと言いたい!


 あまりにも話が大き過ぎるよ!

 ここまで来たら、今はタレント募集ブームなので、一旗ひとはたあげようという人達が軽い冗談で言っているとしか思えないし。 やはり裏に何かがあるような気がする。

 それに、たとえ一千万円をもらったとしても、それにこたえられるだけの才覚と自信もないし。

 それで、そのもとを返せなくなったら悪いことだ。

 もし僕の方にその道に進む気があったら、無契約‥‥、といっても、支度金ぐらいはだしてもらわないと身動きできない現状なので。

 それくらいはもらっても良いと思いますが。ただそれだけです。

 いまの僕にはとてもそのような期待にこたえられるだけの技量をもっていませんので。

 これもすべて君との事がダメになった後で結論ずけることであって。

 今はただ君との事を、ハッキリさせたい気持ちだけしかありません。

 途中、僕がまったくその気がないとゆう態度をとったことで、他のスカウトの人達はあきらめて帰ったみたいですね。


声→『あいつはのぼせ上がってるんだよ。

 あれだけ考えがハッキリしていたら、どうしようもない。

 諦めるしかないね惜しいけど』


 ‥‥という言葉を置いてね‥‥


『めったにないチャンスが訪れたとゆうのに』


『せっかくここまでこぎ着けたとゆうのにバカ!でもやっぱり好き』


『ウチが姉さんがわりになってやるから、心配しなくていいわよ!』


『あの子がこんな大きな会社で働いてるとはねぇ~‥‥』


 ‥誰なのか!? このような言葉を吐くのは‥‥

 もしかしたら、あちらの店のみつ代さんなのか?‥‥などと思った。 彼女も来てくれているのかと嬉しく思った。


 しかし、本当にどうしたら良いものか?

 全て君しだいなんだよ!‥‥




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