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私、猫。  作者: まるいち
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森

初投稿。設定甘いのでご容赦ください。


『お腹、すいたな』


ふと、そう思うと意識が鮮明になってきた。


あたりを見渡すとどうやらここは森の中ようで風が気持ちいい。ヒゲがピクピクと動いた。


ん?ヒゲ?ひげ?


ちょっとした違和感を感じたが問題なのは私が今とても空腹だということだ。


とりあえず食べられそうなものを探そうと動こうとしてみるが、動かない。なんだと?これは大変だ。叫べば誰か来てくれるだろうか。いやこんな森の中に人はいないか。一人で問答を繰り返しているうちにいよいよ空腹はピークを迎えた。


『私の命もここまでなのね。餓死、そんな切ない死に方をするなんて。』


ふと涙がこぼれそうになった時、ザッ、ザッ、と何やら足音のようなものが聞こえた。どうやら人が近づいてきたようだった。


「おや?猫ちゃん?なんでこんなところに」


砂糖をたっぷり溶かした甘い甘いミルクティーのような声だった。


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