107号室の恋
大学三年の春、初めての一人暮らしを始めた。暮らし始めたのは、「近所付き合いを大切に」という一風変わったルールのあるマンション。
マンションが変わっていれば、住人も割合曲者ぞろい。右隣は極度の人見知り、けれど天然タラシなミュージシャン。左隣は不良中年、売れっ子作家でマンションの人気者。かくいう私は、カメラが趣味の一般的な女子大生。
本当は雲の上の人、住む世界が違うはずだった。恋愛音痴と人見知り、価値観も生活リズムも全て噛み合わない。手を伸ばせば触れられてしまう距離だから。
恋を始めてもいいのでしょうか―――?
マンションが変わっていれば、住人も割合曲者ぞろい。右隣は極度の人見知り、けれど天然タラシなミュージシャン。左隣は不良中年、売れっ子作家でマンションの人気者。かくいう私は、カメラが趣味の一般的な女子大生。
本当は雲の上の人、住む世界が違うはずだった。恋愛音痴と人見知り、価値観も生活リズムも全て噛み合わない。手を伸ばせば触れられてしまう距離だから。
恋を始めてもいいのでしょうか―――?
序章 108号室の住人
2013/07/12 02:15
(改)
第一章 笑顔をばら撒く人
2013/07/12 02:16
(改)
第二章 知らない貴方を知りたい
2013/07/12 02:17
(改)
第三章 溶け込む日常
2013/08/09 00:52
第四章 守られるヒト
2013/08/09 00:53
第五章 複雑な心境は、時に本人すら解読不可能
2013/08/09 00:53
第六章 緩やかに近付いていく
2014/01/06 00:28
第七章 委ねた感情
2014/01/31 03:40
第八章 触れた肩先から
2014/06/09 22:01
第九章 笑顔の華の片隅で
2014/08/18 21:59
第十章 夕闇の自覚
2015/08/16 01:10
(改)
第十一章 変わらない事だけを望んでいた
2016/09/20 22:03
第十二章 進み続ける秒針
2017/04/13 19:33
第十三章 私を満たす音
2017/08/04 22:24
第十四章 雪ではない何かが降り積もる
2017/10/21 13:38
(改)
第十五章 吉報と決断と
2017/12/31 19:37
(改)
第十六章 はじまりからの予感
2018/01/31 07:16
(改)