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第79話 ダンジョンの町に向けて 11

魔女の森に出た俺達行商の一行は、この前と違い魔獣が少なく先行しているチュラが難なくコウモリの魔獣を倒して、中継ポイントで休憩していた。


「うん、予定通り」


「この前とは違うな」


「そりゃそうだよ、普通はこんなもんだよ」


「そうなのか」


「そりゃ一応街道だからね」


魔女の森を難なく通り過ぎ、道中何事もなく無事に4日遅れでバスクの町にたどり着いた。バスクの町は門が三ヵ所あり深い堀を巡らせて、さも要塞と言った感じの外観であった。俺達は頑丈そうな門をくぐり、町の中に入って行き、冒険者ギルドの前に辿り着くと行商のリーダーは、今回カイルの判断に感謝していた。もしあの時、強硬していれば間違いなく行商の一行は全滅していただろう。


俺達は火の矢のメンバー達と冒険者ギルドに入って、無事行商の護衛をやり遂げた事の報告をした。カイルはギルドのマスターの部屋に呼ばれ、今回のキメラキマイラ討伐の報告をするのだろう。


「すまん、晩に此処冒険者ギルドに来てくれ、その時に報酬を支払うよ」


カイルは俺達にそう言い残しギルドマスターの部屋に入って行った。


「どうする」


「どこか宿を取ろう」


チュラは俺達に。


「じゃ私の知り合いの宿屋を紹介するよ」


「それは助かる」


俺達はチュラに宿屋まで案内してもらい今夜の宿をゲットした。


「それじゃ皆、夜まで休んいて後で呼びに来るよ」


「ああ、有難う助かったよチュラ」


俺達は夜に成るまで暫しの休憩をとった。夜に成り、俺達は冒険者ギルドに着くとカイルが報酬を渡してくれた。


「今回は行商の行為で、少し色を付けてくれたみたいだ」


当初俺達の予想より多めにしかも、4日分多めに支払われて、金貨2枚銀貨1枚(21万円)となった。


「いいのかな、行商の連中は赤字だろうに」


「気にするな、彼らは商人だ、しかも行商に行く程のな」


そう彼ら商人は旅先でのトラブルなども踏まえて商売をしているのだろう。


「それじゃ、飲みに行くか」


俺達は火の矢の行為で、バスクの町の盛り場で宴をもうけてもらい。その夜は多いに楽しんだ。

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