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緑空の草模様  作者: 黒鶴
第1章  日本ダービー編
8/11

04これからも勝つために中

         「ゼウス・ノヴァ」


雄一「やっぱり…あの力はゼウス・ノヴァの物なのか」


俺は何が何だかまるで分かっていなかった。急に父さんについてこいと言われ着いた先は何故か花畑だし今俺の前に立っている少女は光の神だって言ってるし…でもなんでだろう。ゼウス・ノヴァって名前は初めて聞いたしディヴァイン・アーガムって名前の少女とも初めて会ったはずなのに…そんな気がしないなんて


ディヴァイン「なるほど、まだきちんとゼウスは目覚めていな

い。でも、完全に目覚めてない状態でもとんでもないね。君から出るオーラは神そのものだよ。」


雄一「藍…全てを話そう。今まで父さんがレースで勝ててきた理由…そしてお前が果たさなければならない使命を」


父さんはそう言って俺に話し始めた。まるで開けてはいけない箱の中にある記憶を取り出すように…そして俺は父さんから5人の神のこと,その神が競馬界にもたらした物、なぜ父さんが歴代No. 1の勝利数を重ねることができたのか、そして5人の神の能力とその神に選ばれた者の辿る運命についてを聞いた。




俺は父さんから多くのことを聞いたの後,花畑から家の中に戻ってきていた。

      


藍「・・・」



色々と思うところが多すぎる.

紅の神馬【ソール・アランドール】 

蒼の神馬【プリズム・ネーヴィア】 

光の神馬【ディヴァイン・アーガム】 

緑の神馬【スプリント・ローテイト】

原初の創世神馬【ゼウス・ノヴァ】


【ソール・アランドール】に選ばれた者は馬の持つ限界の力を引き出せる。


【プリズム・ネーヴィア】に選ばれた者は冷静な判断でその場を完璧に理解し,レースの展開…つまり未来を見ることができる。


【ディヴァイン・アーガム】に選ばれた者は馬の感情が理解できどんな作戦で行くのかが分かる。つまりこれも未来を知れるということだ。


【スプリント・ローテイト】に選ばれた者は馬にさらなる筋力とスピードを与え,芝のレースの場合はその効果がより上がるようだ。

だが【ゼウス・ノヴァ】だけは父さんや母さん…あの光の神馬ディヴァインでさえわからないようだ。



雄一「この5人の神に選ばれる者は競馬界に携わり,馬を心から愛する者。そして停滞する時代を変える時代の変革者として運命にあらがう存在として生まれてくることが条件なんだ。父さんはディヴァインと契約を果たし神に選ばれた存在として数々の勝利を重ねた。歴代最高のジョッキーになるべくして…ダービーだけは、勝てなかったけどな。」


藍「父さん…」


雄一「藍…お前がなすべきことはただ1つ…勝って勝って勝ち続けることだ。もとから藍は父さん以上の鋭い感覚を持っている.ゼウス・ノヴァと共に世界の頂に立て。だが夢夢忘れるな?神が世界の頂点へ導いてくれるのではない。お前をただ手助けしてくれる存在にすぎない。神の力がどれだけ強力とはいえ結局は己の力量が全てを決める。レースに勝つのに必要なことは自分の力だということを」


俺はさっき聞いた話を受け止められなかった。でも受け入れるしかないとそう強く思った。それに


藍「信じられないことを体験した以上,神とか運命とか信じざるおえなくなった。でも俺のやることはどんなことが起きようが変わらない。世界No. 1をこの手で掴み取る。神?力?運命?そんなの知らないね。俺は俺らしく俺が決める俺の道を突っ走るだけだ。」


そう。俺の目指すものは何も変わらない。神の力を持っているからといって別にすることも変わらない。


雄一「その意思があれば何も問題ないな。お前が作る世界を俺は楽しみだ。」


優奈「辛いことだらけの世界だけど,必死に喰らい付いて前を見続けなさい。振り返れば足元を掬われるわよ」


藍「あぁ。もちろんさ」


俺は前へ進む。世界の頂を目指して


雄一「よし,この話は終わりにしてご飯にしよう。藍の初勝利祝いだ!」


優奈「今日は豪勢に藍の大好きなものを用意したわ。ほら,本鮪丸ごと1匹に……


そうして俺たち神崎一家は俺の勝利を讃え、運命とか指名とかそんなものは忘れてただひたすらに笑い続けた。







次回04これからも勝つために後半

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