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九十五話

晃穂は食堂に行った。

昨晩のことがあるので、ドクターマリと会うのは正直、ちょっと嫌だけど致し方ない。

「おはようございますであります」

「あら、おはよう」

やはり、ドクターマリがいる。何事もなかったような、澄ました顔をしている。

「昨日は申し訳ないであります…」

「昨日の話はしなくてもいいの…!」

ドクターマリは顔を真っ赤にして、怒りだした。


田端さんが朝食を持ってきた。

ご飯にお味噌汁、目玉焼きだった。

かなり庶民的な朝食だ。だが、こういうのでいいのだ。こういうので。

「いただきますであります!」

「いただきます…」

二人で、いただきますをして、朝食を食べた。

朝食を食べ終えた晃穂は、学校に向かおうとした。

「待って!晃穂、あなたは今日なら真撰組よ。学校に行かなくてもいいの」

「え?そうなのでありますか?学校行かないと怒られてしまうであります!」

いきなり、学校に行かず、真撰組だと言われ面食らう晃穂。

「学校のほうは、店員さんが休学届けを出してくれてるわ。心配しないで」

ドクターマリに、そう言われたが余計に心配になる晃穂だった。

しかし、店員さんは何者なのだ?


「学校に行けないのを、マコちゃんに説明しに行きたいであります!」

「ダメよ!真撰組は遅刻厳禁よ!早く行くわよ!」

ドクターマリにそう言われ、車に無理矢理乗せられてしまう。

車はなんと、フェラーリテスタロッサだった。

お金持ちのお嬢様は、乗る車もすごかった。

さすが、スーパーカー、ものすごいスピードだ。

車に乗ってる間に、晃穂はマコちゃんに脳内メールを送ることになった。

『マコちゃんごめんなさい。真撰組に入ることになったので、当分学校には行けません』

メルメル…。メール完了。

「晃穂、あなた脳内メール送っていたわね。アホ面してるからすぐわかるわよ」

「なんですと!?そんなにアホ面してるでありますか?」

ドクターマリにそう言われ、びっくりする晃穂。

「口をあんぐり開いて、よだれ垂れてるわよ」

そんなにやばい顔してるのか?今後気を付けよう。

「ついたわよ。ちょっと待って」

ドクターマリは晃穂の口元を、ハンカチで拭いてくれた。

案外優しいのかな?晃穂はそう思った。


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