合流
さて、これからどうするか。
目の前で伸びた二人を、横目に三森は沈黙…
(やべ、ヤンキーの血が出て、やりすぎた感…?ヤバイよヤバイよ)
そんな事を考えていると、目の前には、二組メンバーが勢ぞろいだった。
時間は少し、遡る。
「で?妾に何のようじゃ?三森というやつは知らんが…」
「まあ、センゼナさーん!!ワープホールの出口、どこにあるかぐらい、教えてあげればどうです?」
ゼエンが聞いている。え?こいつ、王子だよな?
なんで敬語使ってんの?え、めっちゃあらいお方なんか?
「なんで妾が。そもそも、場所を教えたところで、小奴らがそこに行けるとは思えん」
「え?なんで?」
リーシャって奴が聞いている。いや、何でこの人は敬語使ってないの???
「ほらほら、娘さんの頼みだと、思いましては?」
マカンって奴が言っている。ちな、こいつらの名前は、ゼエンからバッチリ聞いている。
ん??てか、娘だったんかーい!!
「まあ、俺達がついていくからさ。場所教えてよー」
「チッ、どうせ無理じゃ。何故って、あのワープホールの先はガイナ様や、上皇様が住んでいらっしゃる、王宮の、第一城に繋がっておるからの。更に、あっちは一方通行にしてある。その三森ってやつも、良くて、牢屋にぶち込まれだろう」
「マジカヨ!!」
あ、つい反応してしまった。位の高い人だったら、終わる…
「なるほど!!全くわからん!!王宮すら、意味わっかんねぇわー」
や・ま・だ!!お前…マジの馬鹿なのか? ※はい、そうです。
「まあ、教えてもらったことだし、案内するよ!!」
て、ことになった。
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では、一班の方では……
「うお!!なんか豪華ーー!!ふっ我の力を開放できちゃうな!!」
田中…ブレないな…
そんなことを神崎は思う。
結局、ワイも入ってもうた。
「ジャスティス!!よし!!行っくぞー!!」
「えーどこに!?」
そんな中山のツッコミも聞かず、岩山は走っていってしまう始末。
ほんと、このクラスやべーわ。まあ、お―――ワイもやけど。
とりあえず、予知を三分後に設定して、警戒度マックスで行こう。
「ひぃいいえええ」
ん?
気がつくと、前から、怯えた様子の魔族の衛兵が、やってくる。
「あいつやっべーよ!!でも、持ち場に着かないと、もっとやっべーよ!!てか、また、同じようなやつが、しかも四人もいるんだけど、やっべーよ!!終わったー」
何だこいつ?やっべーやっべーって五月蝿いな!!
「ちょ待てよ!!」
岩山が引き止める。え?この人、テレビ業界大好きだったりする?
「いや、たんまたんま!!俺はもう反抗しないんで!!殺さないでーー!!」
衛兵がなんか言ってる。ホンマ何いってんの?
「さっき、この穴から、出てきた人に殺されかけたんだよ!!そのまま、あいつはどっか、歩いていったよ!!この目がゴゴゴ…って感じで、顔がメラメラって感じで、動きがジョジョジョって奴が!!」
「ん??」
「この目がゴゴゴ…って感じで?」
岩山が言う。
「顔がメラメラって感じで?」
田中が言う。
「で、動きがジョジョジョって奴?」
中山が言う。
うん。
「それって、三森だ!!(確信)」
「よし!!そっちの方向はどこなのだ?」
「あっちだよ〜(泣)」
衛兵が指した方向に、みんなで走る。
すると、ばったり、佐藤たちに出会った。
おお!!神崎たちじゃないか!!ばったりだな!!てことは三森以外も無事そうで良かった!!
「おっ!!いたわ!!」
中山が遠くを見て叫ぶ。
「よっ!!」
三森が言った。あれ?なんか目の前に伸びている人が…
「あのデスネ…少々、えー。 っっっっっっっっっっごっっめんなさい!! あのー殺されそうだったんで、のしちゃいました…」
「ひゃあ!?」
ゼエンがどこから出したのか、謎の奇声を上げる。
「ちょ、この人達、さっき俺が言った、ガイナと上皇なんだが」
「え????? マジ…?」
「なにそれーー!!」
「え?俺やっぱり、やらかした?」
三森が聞いている。
「いや、まあ、いいんじゃね?」
そんなこんなで、三森は脱出成功!!だ。
このまま、あの…誰だっけ?妾、妾言ってるやつのとこ戻って、帰れば終わりだ!!
後最後に……
帰り途中で、ゼエンにこっそり聞かれた。
「ところで、何で、俺達の方のワープホールの場所と、その暗証番号分かったんだ?」
「え?それは――」
「ね!!ゼエン!!そんなことより!!こっちに来てよ〜!!」
言う前に、リーシャさんに話を遮られてしまった。
「実は、ゼエン様には、その情報を伏せています。私の特殊スキル『記憶』で。悪いですが、あなたももう一度かけます。いつか、この会話を思い出した時は、すべてをゼエン様が知った時になるでしょう…」
「え?」
気づくと、マカンに手をとられていた。
ん?
さっきまで何考えてたっけ?まあいっか。
そんなこんなで、またまた波乱の連続だった、校外学習は終わったのだった。
ちょっと短いので、余談です!!
えーこのようにみんなが頑張っている中、酒田先生は、ゆっくりお酒を飲んでいたそうです(笑)
次回予告
校外学習も終わった。
次は、魔族のゼエン目線!!妥当ガイナの作戦とは!?
次回《ガイナ撃退作戦!!》




