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祖父視点の戦争

 まだ自分が小学生だった頃に、元軍人さんだった祖父に、人を殺すとか怖くなかったの?って聞いた事があったことを、なぜかふと思い出した。

 祖父の答えは、怖いとか思わんかったな。やらないとやられるからな。って答えだった。そりゃあそうだろうけど、殺人やん?と、当時は思ったのを思い出した。

  思い出したついでに、そういえば祖父が戦争に関する本を出していたというのも思い出した。探していた時もあれば忘れてた時もあったがもう片方の祖父の家でようやく見つけた。

 それは、台湾歩兵第二連隊の方々の体験談がある程度時系列順に纏められている本で、編集者が祖父だった。

 あくまでも個々人の回想録であり、歴史とはまた別の、しかしとても大切な青春時代の思い出であり、その戦歴を永く後世や子孫に伝えたくて編集に至ったと書いてあった。それを自分なりに再編してここに記そうと思う。

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