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第8話 二郎丸とるかにのユニークスキル

おはようございます。シュウ君のスキル選びを悩みに悩んで決めたのですが、次郎丸とるかにのスキル話までしか書けませんでしたm(_ _)m


沢山の方々にお読みいただき幸せです。今後ともよろしくお願いします。


そうだ!この事を聞いておかないと。今後の僕達にとっても大事な話だから。


「メアさん、最後にもう一つ。昨日少し教えてくれた、『3ヶ月の間にどこか1つダンジョンが攻略されない場合はランダムで魔物が地上に溢れ出します』の事なんだけど、ダンジョン、魔物が溢れ出す事を知っている人は今僕達以外に居るのかな?」


「イイエ。現時点ではシュウさん達のみですので頑張って下さいね♫」


「何故急にダンジョンが現れたのかな?」


「ハイ。それは、シュウさんがうっかりこのダンジョンに入ってしまったからです♫

本来ダンジョンが発見されるのは数百年後の事で封印が施されている為、発見出来ないハズだったのですが、何故かシュウさんはダンジョンに入ってしまわれたのです。」


(おいおい。うっかりとか言われてる・・・。封印を施した責任者はどこにいる!)


3ヶ月間か・・・。その間に僕達だけでどうにかなるのかな?今回どうにかなったとしても今後全てダンジョンをクリアなんてとてもじゃ無いけど出来ない思う。


そうか。今のうちに出来る事は色々しておいた方が良いみたいだね。


「ご質問が宜しければシュウさん、スキルの選択をお願いします。お二人はもうお選びになりましたよ。


「えーーー!!」


二人には選んで貰いたいスキルがあったのに!

「二郎丸!るかに!相談して決めようよぉ〜」

「ハッ!!ご主人、そうだったのかワン⤵︎申し訳ないんだワン⤵︎。メア殿にスキルを見せて貰ったらどうしてもこのスキルでご主人のお役に立ちたかったんだワン」


「え〜、私は〜、このスキルしか無いなぁ〜って感じだったのぉ〜。シュウ君に声掛けたけど難しい顔してたし〜」


あれとあれを取って僕があのスキルを取れば安定感バッチリだったんだけど、うーん。これは残念だけど取ってしまったものは仕方ない。精神耐性さん、色々よろしくお願いします!


「ところで二郎丸はどのスキルを選んだの?」

「オイラは「忍犬」にしたんだワン!憧れの忍犬になるんだワン!」


忍犬!?昨日のスキルリストには無かったスキルだ。


「メアさん、スキル選択リストは人によって選べるものが違うのかな?」

「ハイ。二郎丸さんは犬族ですのでシュウさんとはお選び出来るスキルが異なります。また選べるスキルリストは達成したボーナスの種類によっても異なりますのでシュウさんが前回ご覧になったものとは今回は少し異なります。」


あ、って事は僕が考えてたプランはそもそも没だったって事か。


「じゃあ、るかには何を選んだのかな?」

「凄いよ〜。わたしが選んだのはね〜


「ま・ほ・う」なのよ〜♫


「魔法?なにそのあまり強く無さそうな平凡っぽいスキルは?

「創造まほ〜」っていうのを選んだだらね〜。頭の中に声が聞こえて来て〜。どんな「まほ〜」を使いたいか教えて〜。って言われたから〜、こんな感じ〜って伝えたら「ハリネズミまほ〜」っていうのに変わったの〜♫凄いでしょ〜♫


ハリネズミ・・まほ〜・・?魔法じゃなくて「まほ〜」ですと!全く強い気がしないし想像が付かない・・・。


「ソッカー。ヨカッタネー。カワイイナマエノスキルダネー」

「シュウ君〜!今弱いって〜思ったでしょ〜!凄いんだからね〜!」


「えい!!」


るかにが何かを発射した。


「シュボボボ!!!」


ダンジョンの壁に30cm程の穴が空き穴の中にはトゲトゲが刺さっている。


すげー!ナニコレ!まるで魔法!?いや、兵器!?


「えッへん!シュウ君〜。どう?どう?凄いって言って良いのよぉ〜」

「凄いよ!るかに!しかも超カッコいいぃ!」

まるでマシンガンを放ったような威力とカッコ良さだ。僕もチートガンを撃ちたい!憧れるなぁ!


「うふふ〜♫うふふ〜♫これで〜私も〜シュウ君のお手伝いが〜出来るね〜♫」

るかにもさっき自分が戦闘に参加出来なかった事を気にしてたんだね。可愛い奴め。後でたくさん愛でてあげよう。


「二郎丸はどんな感じなの?忍犬?」

「やっと聞いて下さったですワン!オイラのスキルを見て欲しいワン!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「忍犬」:ユニークスキル(成長型)スキルレベルにより忍犬術、忍犬スキルを覚える。


Sレベル1 「軟化」(常時発動)毛並みと体が柔らかくなり毛も艶々。 モフ率up


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


成長型!こんなユニークスキルもあるのか。スキルが成長するなんて何てワクワクするんだ。


「軟化」これは愛でるタイプのスキルだけど、体が柔らかくなるって事は怪我をしにくいのだと思うから近接戦闘をお願いしなきゃいけない二郎丸には良いかも知れないね。


「二郎丸〜!カッコいいスキルだね!成長型ってロマンだね。良いスキルを選んでくれてありがとう!」

「ご主人を守るんだワン♫褒めてくれて嬉しいんだワン♫」


二郎丸〜。シッポがすごいことになってるよ。


るかにるかに。スキル詳細を見てみよう


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「ハリネズミまほ〜」:ユニークスキル(成長型)スキルレベルにより土属性のオリジナルまほ〜、オリジナルスキルを覚える。

(「創造まほ〜」の派生スキル*「創造まほ〜」は「ハリネズミまほ〜」を創造した事により消失)


Sレベル1: 「毛針1:(任意発動)毛針を飛ばす。(成長可能)毛針が成長すると威力、攻撃範囲が強化される」消費MP3*「毛針」の成長に伴い消費MPが増加


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


るかにも凄い。というか凄すぎるんじゃ無いのか?

「毛針1」であの威力、しかも今後更に別のスキルや魔法が使えるようになるのか〜。

「二人ともなんて素晴らしいんだ。おいでおいで〜」

「「ワン!わ〜い」」

「よしよし。よ〜しよしヨシ♫」

二人共モフモフしてあげよう。


おおー!二郎丸が〜!めっちゃ毛並みがフワフワつるんつるんだ〜!これはやめられない止まらないってやつだ〜。

「モフモフ〜。もふもふ〜。「「キャッキャ!」」




「・・・。」


「アノ〜、シュウさん。早くスキルを選択して頂けませんか?」



お読みいただきありがとうございました。

次回の更新は明日又は明後日になります。


ご評価・ブックマーク・コメント・お読みくださった方々、本当にありがとうございます。

この嬉しい気持ちを少しでもお返し出来るように頑張ります。よろしくお願い致します。

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