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俺のテスト結果は、赤点のギリ上ラインだった。冬休みだ。どうしよう。
①こりゃ勉強だな ②遊んで遊んで遊び捲る ③部活、練習 ④ゲーム ⑤バイト
ー③なんですねー
俺は冬休みを、バレーだけで過ごした。宿題が残ってる。どうしよう。
①頑張る ②諦める ③誰かと協力して
ーここは①にしましょうかねー
夏休み同様、俺は最終日に頑張った。そして、ラスボスを撃破する。
そして夏休み同様、睡眠時間はなし。いや、冬休みは少しあったかな?
少し眠たかったがその日の学校は終わり、お楽しみの部活タイムがやって来る。俺は急いで部室へ行ったが、夏休み同様先生と華香先輩しかいなかった。
「やっぱり宿題終わってるのは、二人だけなんだな。ってことで今回も、部活は休みにするぞ。それにお前の顔、凄い眠そうなんだもんな」
華香先輩と先生で駄弁っているだけだな。どうしよう。
①俺も駄弁ってる ②もう帰る ③一人で練習
ーここは②を選びましょうー
先生がやらないって言ってるし、俺は仕方がないのでその日はそのまま帰った。眠いってのも、本当だしな。
それでも習慣となっているため、ランニングはしていた。その日は、桜を見かけなかった。どうしたんだろう。
そして翌日からは三学期最初の行事、持久走大会の練習が始まる。
「優勝目指して頑張るぜい!」
「コノも、今年はビリにならないように頑張りたいです」
「順位なんて関係ないよ~。一緒に頑張ろうね~」
など、様々な声が聞こえてくる。俺は? どうしよう。
①優勝目指そう! ②自分に勝とう ③歩いていいや
ー②、ですかねー
俺は順位なんて関係ないと思う。ただ、最後まで頑張りたかった。普段のジョギングの成果、発揮してやろう。
人や順位のことは考えず、俺は練習から自分のペースで走っていた。毎日走っているだけあって、体力も結構付いてきただろうしな。そしてそのまま本番を迎える。遂に俺ら、一年八組男子の番だ。どうしよう。
①歩かないように頑張ろう ②最初と最後はもうダッシュ ③歩いてでいいや
ーこれは①でございやすー
俺は最後の最後まで歩かずに、自分のペースで走り続けた。結局順位は三位、一位じゃないのは少し悔しいが満足できる結果だった。
持久走大会のイベントは、これで終了になります。
では、次のイベントにさっさと進みましょう。さあて、今度はどれくらいの結果を残せるでしょうか。
まあ小さなイベントなので、学年の違う恋と一緒に出来ないのが残念ですね。くっくっくっく。
そして少しすると、縄跳び大会と言う行事の練習が始まった。どうしよう。
①今回は一位を狙おう ②保健室で休んでよう ③いればいいや
ーこれも①になりやすー
自分で満足できたからいいとは思うが、やっぱり一位は狙いたかった。俺は練習の時間、一人でこつこつ頑張っていた。
「これで、授業での練習は終わります」
持久走大会が終わってから四回目の体育の授業、どうやら今回が縄跳びの練習をする最後の授業らしい。
「もっと練習したい人は、悪いけど個人でやってね。では、ありがとうございました」
先生は礼をして、さっさといなくなってしまった。どうしよう。
①個人で短縄の練習を ②長縄も練習しないと ③部活の合間に ④部活があるし
ーこいつは、③になりますー
部活を一生懸命やりながらも、あいた時間に縄跳びの練習をしたりしていた。そして、縄跳び大会本番を迎える。どうしよう。
①優勝目指せ! ②保健室へ ③やればいいや
ー勿論①ですー
超絶本気で練習通りに、俺は跳び続けた。最終的な結果は、二位だった。そこは少し残念だと思う。でもまあ一位になった部門もあるし…それに、頑張ったし。
縄跳び大会のイベントもこれで終わりです。
もうそろそろ、このルート全てのイベントが終わりになります。
さて、どうなるのでしょうかね。くっくっくっく。
今日は二月二十六日、来週にはもう卒業式がある。この学校の卒業式は、在校生は参加自由なのだ。どうしよう。
①参加 ②壊す ③不参加
ーここは③を選びましょうー
そして卒業式の日、俺は不参加にして学校を休んだ。まあ、その分沢山の宿題が出現したんだが。どうしよう。
①誰かと一緒にやろう ②自分でやろう ③やんなくていいでしょ?
ーなんと、①になりますー
でも誰かって誰だ? どうしよう。
①クラスの誰か ②部活の誰か ③その他
ーこれが②なんですー
部活の、誰だろう。どうしよう。
①卒業生 ②同級生 ③後輩
ー③ですー




