ぱ
「はあ、また頭が痛くなってきた。悪い、俺はもうちょっと寝るよ」
恋が辛そうに、頭を押さえながら言う。どうしよう。
①大丈夫!? ②寝かせたりしない! ③休むといいよ
ー③ですー
「休むといいよ」
「ああ、有難う」
恋はベットに入って行った。どうしよう。
①(文化祭を)楽しむ ②(恋と)楽しむ ③楽しまない
ー③ですー
仕方がないので俺は、保健室で椅子に座っていた。心配だな、恋大丈夫なのかな。
「お前ぇ、皿洗いの奴だな。いつまでそんなとこにいるんだ。全く、元気なら早く来いよ」
少女が話しかけて来た。時間は…あっヤベ。交代時間を十分も過ぎていた。どうしよう。
①急げ ②謝る ③ヤダ
ー①ですー
「それじゃあ恋、俺も行って来るからな」
担当には行くって恋にも言ってあるし、ちゃんと行かないとな。
「ほら、行くぞ」
少女は超高速で走って行く。俺も人を避けながら、何とか少女について教室まで到達した。
「あっマツリちゃ~ん、遅いよ~。よおし、後半頑張ろうね~」
教室の奥から一人の少女が走って来て、俺達を招き入れた。それに続いて、俺も教室に入った。お客さんはもう、結構入っていた。
文化祭一日目、午後の部が始まった。俺らの店は結構人気があり、ずっと忙しかった。
「おい、〇〇! 皿洗い手伝うよ」
途中で男子生徒が一人、皿洗いに加勢してくれた。てか、凄い量皿くるな! こんなに皿用意してたの?
メイドの『いらっしゃいませ』や『ありがとうございました』の声が、ほぼ絶え間なく聞こえてくる。
客の楽しそうな笑い声、何の事件も特にない。恋が元気だったら、午前の部はもっと素晴らしかっただろう。
そうして文化祭一日目は、幕を閉じた。
残念ながら恋が、当日倒れてしまいました。
これは僕も予想外でしたね。さて二日目、何があるのでしょうか。
とっても楽しみですねえ! くっくっくっく。
文化祭 二日目
二日目は一般の客も入り、生徒の出し物も一日目より自由になってくる。部活でやる生徒や友達同士でやる生徒、一人でやる生徒もいる。俺のように何もしなくてもいいし、一人が沢山出してもいい。メインと言ったところだ。
「あっ先輩、今日は恋休みらしいです」
登校中、桜に話し掛けられた。
「それで、僕と一緒に回りませんか? 先輩だけでも楽しませて欲しいって、恋に言われちゃったんです」
恋…。どうしよう。
①桜と回る ②一人で回る ③ショボーン
ー①ですー
恋の思いやりは、ちゃんと受け取らないとな。俺、恋の分も頑張って回るから。
「分かった、桜と一緒に回ろうかな。でも恋がいなくて、残念だね」
「はい、凄く楽しみにしてたのに。先輩、恋に何か買ってあげましょうね」
桜が提案する。どうしよう。
①絶対賛成 ②絶対反対 ③勝手に買えば?
ー①に決まってますねー
「そうだね。何か恋が好きな物、プレゼントしてあげよう。それで恋が元気になれば、いいな」
「そうですね」




