ゑ
「うるさいうるさい、梨花のバカぁ」
恋が梨花をいつまでも叩いていたので、梨花は流石にギブアップしたようだ。
「ごめんごめん、あたしが悪かったからぁ。もう、叩かないでよ」
梨花が手で攻撃を防ぎながら謝っていると、恋も気が済んだようで叩くのをやめた。
「あっはっは、青春だね。んで、風呂どうする?」
先生が愉快そうに笑って、その後行き成り真面目そうな顔になり聞いてきた。
「えっ?またその辺から水を汲んで来て、沸かすんじゃないの?」
隆先輩が先生に訊いた。その辺って、その辺に水なんてなくね?
「誰が汲んでくる?」
先生がダルそうに、俺達に言う。どうしよう。
①俺が ②…
ーここも①を選びましょうかねー
「俺が」
俺はおずおずと手を挙げた。
「じゃあ俺も手伝う!」
すると元気よく、恋も手を挙げた。
「んじゃあ、二人で行って来い」
先生の許可を貰い、俺達は山に入って行った。
さて、水なんてどこにあるのかね。俺達はその辺を彷徨い歩いていた。
「おい、あそこに川があるぞ!」
恋が俺の肩を突き、どこかを指差していた。その指差している先を見ると、そこには川が流れていた。恋はそこに向かって走って行こうとする。どうしよう。
①走り寄って行く ②恋を止めて様子を見る ③ほっとく
ーここも①を選んで差し上げましょうー
俺達は川に向かって走って行った。
「うわ~、凄い。登るとき、こんなのあったか?」
確かに、無かった気もするな。まあそんなのはどうでもいいでしょ。
「そのドラム缶に、入れるのかな」
恋の視線の先には、確かにドラム缶が落ちていた。何でだよ…。どうしよう。
①観察 ②拾う ③恋に任せる
ーここは②を選びましょおー
俺はそのドラム缶を拾った。




