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選択肢  作者: ひなた
金子恋ルート
47/389

「うるさいうるさい、梨花のバカぁ」 

 恋が梨花をいつまでも叩いていたので、梨花は流石にギブアップしたようだ。

「ごめんごめん、あたしが悪かったからぁ。もう、叩かないでよ」

 梨花が手で攻撃を防ぎながら謝っていると、恋も気が済んだようで叩くのをやめた。

「あっはっは、青春だね。んで、風呂どうする?」

 先生が愉快そうに笑って、その後行き成り真面目そうな顔になり聞いてきた。

「えっ?またその辺から水を汲んで来て、沸かすんじゃないの?」

 隆先輩が先生に訊いた。その辺って、その辺に水なんてなくね?

「誰が汲んでくる?」

 先生がダルそうに、俺達に言う。どうしよう。


①俺が ②…


ーここも①を選びましょうかねー


「俺が」

 俺はおずおずと手を挙げた。

「じゃあ俺も手伝う!」

 すると元気よく、恋も手を挙げた。

「んじゃあ、二人で行って来い」

 先生の許可を貰い、俺達は山に入って行った。

 さて、水なんてどこにあるのかね。俺達はその辺を彷徨い歩いていた。

「おい、あそこに川があるぞ!」

 恋が俺の肩を突き、どこかを指差していた。その指差している先を見ると、そこには川が流れていた。恋はそこに向かって走って行こうとする。どうしよう。


①走り寄って行く ②恋を止めて様子を見る ③ほっとく


ーここも①を選んで差し上げましょうー


 俺達は川に向かって走って行った。

「うわ~、凄い。登るとき、こんなのあったか?」

 確かに、無かった気もするな。まあそんなのはどうでもいいでしょ。

「そのドラム缶に、入れるのかな」

 恋の視線の先には、確かにドラム缶が落ちていた。何でだよ…。どうしよう。


①観察 ②拾う ③恋に任せる


ーここは②を選びましょおー


 俺はそのドラム缶を拾った。

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