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「えっいや、女子らしいって。いやそれはそれで、何か照れくさいな…」
恋は微妙に頬を赤く染めて、俺から目を逸らした。
「まあそんなことは関係ないよ。俺が女子だって、変わらないよな?」
恋は少し心配そうな色も瞳に映して、今度は俺のことを見つめてきた。どうしよう。
①変わらないよ ②そんなわけには…
ーこれは②だとしてもいい気もしますが、恋の性格上①ですねー
「変わらないよ」
俺はそう言って、恋へ向かって微笑んだ。
「そうか、それは良かったぜ。じゃあ今日俺と、ペア組んでくれねえか?」
ペア?どうゆうことなのだろう。
「あれ、キョトンとしてるな。もしかして、先生から聞かされてないのか…?」
先生?何も言われてないはず。
「違う学年の生徒とペア組んで、山に登るとかいう行事なんだぜ?まあ、うちの担任が言うにはだけどな」
山に、登る…?
「でもこの辺に、山なんてないじゃん」
俺は思ったまま、そう言った。
「そうだよな。そこは俺もちょっと思ったが、この学校のことだし何かすんじゃないの?」
俺は恋の適当な説明に、成程と納得した。
「山に着いたぞ!降りろ降りろ!」
バスが停まって、先生の叫び声が聞こえてきた。どうしよう。
①恋を連れて降りよう ②気になるから一人でさっさと降りよう ③降りない
ーここも①を選びましょうー
俺は恋を連れて、一緒にバスを降りていった。
「ペア組んで登ってもらう!違う学年と組めよ!」
先生が叫んでいる。どうしよう。
①ここは恋でしょ ②誰か探そう ③立ってよう
ーここも①を選びますね、当然ー
「なあ恋、ペアなろうぜ」
俺が言うと恋の表情は、パァッと明るくなっていった。
「じゃあ、もう先生に言って来ようぜ」
恋は先生の方へ走って行った。そして先生を連れて、俺のところに戻って来た。
「先生、俺とこいつで頼む」
「分かったぜ!頑張れよ!ゴールで待ってるからな!」
ゴールって何なんだろ。先生は恋にシールみたいなものを渡して、そのまま去って行った。
「あっそうだ!制服は脱いで、バスに置いとけ!」
どっかから先生の叫び声が聞こえてきた。どうしよう。
①バスに行って制服を置いとく ②制服を脱いで、バスに置いてくる ③立ってる
ーここも①を選びましょうー
俺はバスの自分で座ってた席に行き、制服を脱いで置いた。暫くすると恋も制服を持って、走って来た。
「このシールはさ、ここに貼るらしいぜ」
恋は五と書かれた赤にシールを、ジャージの名前の少し上の辺りに貼った。恋がそれを渡してくる。どうしよう。
①受け取って貼る ②受け取って破る ③受け取らない
ーここも①を選びましょうー
俺はそれを受け取って、恋と同じところに貼った。




