やっぱり
同じ学校のまさかの同い年のオレたち。
え?
だれだ⁉︎
え…
オレは、どこかの知らない人だと思ったから、結構話しちゃったんだけど…
(幼馴染がいる人って…だれだろ?)
⁉︎
それは…
オレたちは、幼馴染って知ってる人はいるけど…
まさか…秋くんが桜乃じゃないよね⁉︎
えっ⁉︎
まてよ…
もし秋くんが桜乃だったら、彼氏と別れたってことだよな⁉︎
それって…
やっぱりオレのせいなんじゃ…
(あの、オレちょっと用事ができたから、いったんゲーム抜けるね?)
(うん、わかった。じゃ)
(じゃ、また)
オレは、ゲームをとじて家を出た。
家出じゃないよ?
向かった先は、桜乃の家だ。
でも、ハッと我にかえった。
もし、秋くんが桜乃じゃなかったら、また迷惑かけるって。
だから、桜乃の家に背中をむけて、帰ることにしたんだ。
そしたら…
桜乃が家から出てきたんだ。
「あれ、優也…どうしたの?」
って。
…
なんて言えばいい?
こんな家の外で…
……
「あ、回覧板」
「あ、そうなんだ。で、回覧板は?」
「あ、忘れた…ごめん。オレ帰るわ」
「え、待って。なんか、ごめんなさい」
「え?なにが?」
「だって、一方的に幼馴染解散して…優也の彼女さんに申し訳ないって気をつかったつもりだったんだけど…なんか、優也に気をつかわせてる気がして…だから、ごめんなさい。」
「桜乃…それより自分の彼氏を一番に優先してくれていいから。こんなところみられたら、彼氏だっていい気分しないだろうからさ」
「大丈夫、彼氏なんかいるけどいないようなものだし。」
「え?それは……音信不通的な?」
「ううん、わたしの彼氏は、二次元彼氏だから」
⁉︎
「マジ⁉︎」
「うん、だから…わたしは全然いいの。でも、優也の彼女は他校の人なんでしょ?わたしと話さない方がいい」
「え、オレも彼女…オレの彼女も二次元なんだ。」
「えっ?」
「キモいだろ?桜花って名前つけて、桜乃そっくりなんだ。今度こそ、ほんとうに軽蔑して幼馴染やめてくれて構わない。」
「それは…まだわたしのこと好きでいてくれてたってこと?」
「うん。ごめん…」
「ううん、こちらこそ…ごめんなさい」
「桜乃は、なんにも悪くないよ?悪いのは、全部オレだ」
「ううん、違うの。」
「え?なに…が?」
「わたしさ、いまさらなんだけど…優也と離れてみて…優也が…優也とバカ言い合えなくなって…辛かった。だから、ゲーム仲間つくろうって思ってね、でも…その人、なんか優也みたいで…わたし…優也が大好きだったんだって…いまさら気づいて…」
「え、やっぱり…さっきの秋くんって…」
「うん。あれわたし…えっ⁉︎えっ⁉︎さっきのって…優也なの⁉︎幼馴染の話のっ⁉︎」
「うん。」
「えー…なんか、ごめん。勘違いさせて…ごめん。彼氏二次元だったのに…悩ませててほんとごめん…」
「ううん、いいんだ。でもよかったー…オレのせいで桜乃が彼氏とうまくいってないんじゃないかってずっと思ってて…だから、マジでよかった。」
「それにしても、二人して二次元恋人とか、笑えるね」
「な。でも、さ…じゃあ、オレのリアカノになってもらえますか?」
「うん、よろしくお願いします。リアカレ」
オレたちは、無事恋人同士になりましたとさ。
おしまい♡




