2021年6月7日(月)『忘れた頃にやってくる』
今日の昼頃、私の電話番号宛てにとあるメッセージが届いた。
なんでも有料サイトの支払いが未納となっているらしい。このままでは強制執行だそうだ。ご丁寧に実在する債権回収業者の名前まで偽って送ってきた。
もう少し頑張れと言いたい。
つまらないのだ。
ただテンプレートをそのまんま書き写しただけのメッセージ。当てずっぽうでもサイトの名前を書けばいいのだ。人に名前を言いにくいような実在しないアダルトサイトの名前でも書いてくれれば一笑いも起きよう。
私の時間を奪うのだから、せめてもっとエンタメしてくれないと困る。
しかし、こういう業者が後を絶たないのは中々に興味深い。
私が小学生の頃からだから、二十年前のインターネットが広がり始めた頃からいたと思う。その頃から手を変え品を変え、よくぞ未だに生き残っているものだ。このような詐欺は学がない人がやるというイメージがある。そう考えると、学のない人でもテンプレートに沿うだけで人を騙せるというのは、それはそれで凄いことだと思える。
このテンプレートを考えた人はきっと頭がいい。
こういうと褒めてるように思われるかもしれないから悪知恵が働くと言い換えておこう。
三月末、日記を見たら29日。我が母にかかってきたオレオレ詐欺が掛かってきたことを思い出す。
我が家の息子・娘事情は、未だに反抗期が続くと言われる程度には親に頼らないため、どうにか親がオレオレ詐欺を疑ってことなきを得た。我が愚弟は親を頼るぐらいなら、他の親戚を頼ると思われる。
そんなことを考えていたら、我が母から電話があった。
ちょうど三月末にあったオレオレ詐欺のこと考えてた、なんて挨拶がてら言おうとしたら、母から出た言葉のせいですっこんでいった。
「今度、あんたのお見合いすることになったから丁度いい日を教えて」
オレオレ詐欺は相手に了解を取るため、オレオレ詐欺よりもタチが悪かった。




