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覚書き 胡桃の国
なんとなくな、覚書。
あいかわらず、閉鎖空間が好みの世界。
2018.4.19 深夜の発作的SS
胡桃に刻まれた皺を良く見てごらん。それは地上へ向かう迷路の地図さ。地下へ潜って千年ばかり経ったわしらに教えているんだ。嘘じゃないさ。ドームの天井を割って逆さに生えている胡桃が地上への道標さ。わしが死んだら行くがいい。
胡桃の木は、ドームの天井から逆さに生えている。
人々は胡桃の実を食品に変える機械を使って、食料を確保して地下で暮らしている。
地上を捨てたのは、環境汚染か、あるいは別の侵略者に追われたか。
水は地下水、地熱をエネルギー源として暮らしていたが、千年の時を経て人口は減少、機械やシステムは維持できなくなり、次々に寿命を迎えていた。
主人公の祖父は、胡桃の秘密を知っていた。過去に何度か地上を目指していたがいずれも失敗。
孫に可能性を示して亡くなる。
……てなことを考えていて、さて、主人公は、男の子? 女の子?
なんとなく、『未来少年コナン』みたいな世界だな。
きっと、星空も海も知らない子どもたちなんだ。
そんなことを考えつつ、眠りについた。
縄文ぽい文化は、好き。




