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閑話 スライムの冒険

今回はキャラクター紹介です。キャラのイメージが曖昧になってきたので、一つにまとめておきました。前述と多少違うかもしれませんが、大きくは違わないと・・・思います。

 我が名はアフロゼウス!

 今は主人によりラッキー・ルーなどと言う不本意極まる名を拝命しているが、断じてアフロゼウスである。

 我が尊い名と、その歴史を語り聞かせてやりたいところだが、その相手がいないという現状。

 端的に言えば今我はとても暇である。

 どうしたものか・・・

 暫く考えたが、いい案が浮かばない。しかたない。屋敷をプラプラ徘徊‥‥視察するか。

 思い立ったが吉日。我は椅子から飛び降りると、扉までスイスイと進む。我を置いて勉強などと言う訳の分らんことをしているエリザを一度振り返るが気づいた様子はない。

 『・・・・』

 まあいいや。気を取り直して我は扉の隙間から部屋を出た。

 左右に大きく長く続く通路。扉が等間隔に並び正しく英国貴族の豪邸と言った内装だ。ここは二階。無数にある部屋のほとんどは使われておらず、使われているのはさっき居た勉強部屋とダンス部屋、寝室、それと書斎くらいだった。

 『どこがいいかな、書斎かな、書斎がいいかな、書斎だよ。』

 うむ、書斎に行こう。我は体を右に向け、目的地へと突き進む。通路を右に曲がって、進んで、左に曲がって、右に行く。途中白い騎士服を着たユリウス・マーロンとか言うかわいい子にあった。男だけど。

 『おっす!ユリウス。我はアフロゼウスだ。』

 「え、ああ。おはよう。エリザ姉のスライムだね。名前は、・・・ごめん。わすれた。」

 『・・・・』

 忘れたって言うか、覚える気が無いだけだよな・・・。でもやっぱり癒されるわ―。メッチャかわいいわ―。数千年の時を彷徨った我ですらこの威力。常人なら目を合わせた時点で惚れているな。

 「な、なに?僕の顔に何かついてた?」

 『いやなんでもない。気にするな。仕事頑張れよ。』

 我はすいすいとその場を去った。

―――――――スライムWATCH!

名前:ユリウス・マーロン 種族:神楽族 年齢:14歳

容姿:白(銀)髪ショート。美空色の瞳。小柄で首からは金のペンダントを下げている。

一口メモ:やっぱかわいいな。男だけど・・・。

――――――

――――――

名前:セバス・チャン 種族:竜人 年齢:2000~歳

容姿:身長二メートル超えの体格のいい老執事。堀の深い、威厳にあふれた顔つき、短く切りそろえられた白髪と口髭を持つ。

一口メモ:エリザを孫のように思い、とても優しい。

――――――

 書斎に入り、セバス・チャンに仕事の手伝いをさせられた我は、頃合いを見計らいそこを脱出。一階へと非難した。

 それにしても、セバス・チャンの仕事は多すぎないか? 税管理・決済・嘆願書の精査・集めた情報の整理・・・。お前は鬼か!?いかん、イカンイカン。これはブラックすぎる。後でエリザに物申しておこう。

 一階に降り初めに目にしたのは「応接間」。客人が来るので内装が特に凝っているが、この時期この時間には誰もいない。我は入ることなくスルーする。

 中央塔一階にあるのは他に居間、食堂、厨房、玄関ホール・・・。この微妙な時間帯に誰かがいるようなとこではないのでここもスルーだ。

 我は玄関ホールから扉をすり抜け、中央塔を出た。目の前に広がるのはアルバートの庭。薔薇、カーネーション、ガーベラ、コスモス、ダリアなど種々折々の花が整然と咲いている。その中央にあるのは白い噴水。チェック柄のタイルで敷き詰められた道を我はすいすいと歩く。

 『これは・・・圧巻だな。』

 庭師暴力にも程がある広さと種類。自分がやるのは断じて嫌だが、見る分には上々だ。上から目線な評価を並べ、ふいっと視線を動かすと、前方に人影を発見した。

 我はにべもなく近づく。居たのは三人。青い、甲冑騎士服を着た金髪美少女とメイド服を着た妙齢の美女。両手に花とはこの事か。

――――――スライムWATCH

名前:ジャンヌ・ダルク 種族:人族? 年齢:16歳

容姿:金髪青眼の甲冑系美少女。

一口メモ:夫になれば間違いなく尻に敷かれるな。

――――――

――――――

名前:アリア 種族:獣人 年齢:???

容姿:茶髪に同色のひとっみを持つ獣人系美女。犬の尻尾と耳がチャームポイント。

一口メモ:大人の魅力ってやつだな。

――――――

 『ところで二人は何やってたんだ?』

 「私は庭を見ていただけです。綺麗な景色を見た子は心綺麗に育つと言いますから。」

 「私は手を挫いてしまってな。稽古を禁止されたので暇つぶしにだ。そういうスライム殿は?」

 『まあ、我も似たようなものだ。』

 勿論前者にではなく後者にだが・・・。皆まで言う必要はないだろう。

 我は三人で暫し談笑した。


 次に向かったのは東塔。ここには一階に、執事室、メイド室、使用人ホール、二階にアルの妹がいるはずだが・・・。

 執事室、メイド室、使用人ホールには誰も居ないのは明白なので、我は直接二階に行った。アルの妹とは何回か面識がある。白死病という病気にかかっており、昏睡しているので、話したことは無いが。

 白死病・・・白いあざの様な物が全身に広がっていき、最後には死に至ると言う呪病だ。我のいた数千年前の時代なら治療薬もあったのだが、我はその製法を知らぬ。もう少し勉強しておればよかったな。全ては今さらであるが、如何ともしがたい。

 我は身を小さくしながら、扉の隙間から部屋へと入る。こういう時スライムの体は便利である。隙間さえあればどこにでも行けるのだから・・・

 『げ・・・。』

 部屋にいる二人を見て、我は身を固まらせた。声に出さなかったのは我ながらよくやったものだ。

 一人は深緑の浴衣を着た男。もう一人は白衣を着た薄緑色の髪の女だ。

――――――スライムWATCH

名前:倫道 秀虎 種族:人族? 年齢:32歳くらい

容姿:深緑色の髪に同色の瞳をした男。体格はよく、顔も整っているが、笑顔がとても嘘くさい。

一口メモ:要注意だな。

――――――

――――――

名前:シーザー・ペンドラゴン 種族:??? 年齢:???

容姿:透き通るような薄い緑色の髪をした無表情系美少女。同色の瞳も喜怒哀楽が読み取りずらい。

一口メモ:危険!危険!危険!

――――――

 幸いにも件の者は此方に気付いた様子はない。ここは戦略的撤退だな。スライム倫理がもう少し分かる奴なら話も出来たのだが・・・。

 倫道とシーザーは二人で話し込んでいる。

 倫道 :「やはり緑力藻の配率をもう0.01%ほど上げた方がいいかもしれんな。」

シーザー:「そう単純な話でもないでしょ。上げ過ぎれば、予想外の事態を引き起こすかもしれないし。そう言った失敗例は数多く上がっているわ。」

 倫道 :「βリズム解列か・・・。」

 何言ってんのか分らん。倫道って頭良かったんだな。集中してるならそれでいいが・・・。

 我はソローっとその場を去った。


 最後に兵舎に行き、訓練に励む騎士どもを冷かしていいた。

――――――スライムWATCH

名前:アルフォンス・レーバー 種族:人族 年齢:16歳

容姿:黒髪黒目の優男。髪は短く清潔に整えられている。

一口メモ:アルバート邸にいる数少ない常識人だ。重度のシスコンだが・・・。

――――――

――――――

名前:レインハルト・ボナパルト 種族:人族 年齢:19歳

容姿:銀髪長髪のイケメン。赤と青のオッドアイを持つ。

一口メモ:只者では無い感じがするな。

――――――

――――――

名前:赤羽 友加里 種族:人族 年齢:15歳

容姿:黒髪ロング、黒目の美少女。黒いセーラー服を愛用する。

一口メモ:

――――――

――――――追加

名前:エリザベータ・D・アルバート 種族:人族 年齢:16歳

容姿:金髪金目。

――――――


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