食事
******* 今日の朝食 *******
・本格チーズ・フォンデュ。
・カフェオーレ。
・ミニサラダ。
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「では、始めますか――――――――」
①まずグリエールチーズとエメンタールチーズを用意。
②溶きやすくなるように細かく切り、コーンスターチをまぶし、にんにくの切り口をフォンデュ用の鍋にこすり付け、香りを移す。
③鍋に牛乳を入れて沸騰する直前に火を弱め、チーズを3回に分けてよく混ぜながら入れる。
④並行して作っていたカフェオレとミニサラダ、一口サイズに切ったパン、フォンデュ用のフォークを付け、完成。
「持ってまいりました。マイロード。」
――――――――――――――――
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―――
――――――――――――――――ガチャリ
と、扉が開き、銀髪の白騎士が入ってきた。
左手には白銀のプレート。
グツグツと言う音と、食指を誘う香りを出すとろとろのチーズ。
一口サイズに切られたパン。
新鮮なサラダ――――――――――――――――。
「持ってまいりました。マイロード。」
「うん。ありがと。ところで、それ作ったのって――――――――」
「俺です。」
即答で返ってくる予想通りの答えに、
頭の中に『完全敗北』の四文字が浮かぶ。
まあ、ありがたくいただきますけど。
「――――――――いただきます。」
――――――――朝食を取りながら。
「今日の予定は?」
レインハルトとミランダ。
私の身の回りの世話をするこの二人のどちらかなら知っているだろうと
何と無しに聞いてみた。
答えたのはミランダ。
「――――――――9:00分から10:35分まで執事長・・・デイル様と執務。10:40分から算術・歴史などの勉強。12:00から昼食。12:50分から16:00まで新入騎士の面接。16:05分から17:30まで礼儀作法の勉強。17:35分から18:40まで夕食。となっております。」
「まさかの五分刻み!!私っていつもこんなに忙しかったっけ!?」
全然記憶にない。
と言うより、何もしていなかった記憶しかない。
「いえ。ですが、御屋形様がいなくなった現在お家を守るのはエリザベータ様の仕事です。ご理解を。」
「もう少しだけ休む時間欲しいかなって・・・」
「ご理解を。」
「・・・はい。」
残業手当ってあるんだろうか?
そんなことを考えるエリザベータだった。
その後朝食を平らげ、執務(ハンコとか領主にしかできない仕事以外は執事長にやってもらったけど)をし、
12:50分。面接が始まった。




