主要キャラクター紹介
■ヴェティア・ブュッフェ
本作の主人公。
ナルシス王国の公爵令嬢で、第一王子ロンドの婚約者。
火・水・風・土、四属性すべての魔法に高い適性を持つ。
本来の乙女ゲームでは、ヒロインを逆恨みし、やがて禁忌の闇魔法へ手を染めるラスボス「鮮血姫」となる人物。
侍女アンナを魔法で傷つけた直後、前世である宮田茜の記憶を取り戻す。
自分が嫌っていた悪役令嬢と、前世の自分がよく似ていたことに気づき、ただ破滅を避けるのではなく、自分がしたことから逃げずに生き直そうとする。
■ルミエ・セルメール
乙女ゲーム本来の主人公。
平民出身の少女で、非常に珍しい光魔法の使い手。
努力家で真面目だが、最初から何でもできる天才というわけではなく、失敗しながら少しずつ魔法を学んでいく。
本来ならヴェティアと敵対し、最後には彼女を倒す人物だった。
しかし、未来を変えようとするヴェティアと出会ったことで、その関係も少しずつ変わっていく。
■ロンド・ナルシス
ナルシス王国の第一王子。
ヴェティアの婚約者であり、乙女ゲームではルミエと結ばれる攻略対象。
ヴェティアが突然変わったからといって、すぐに信用することはしない。
「僕は、まだ君を信用していない。だから、これから見る」
そう告げ、言葉ではなく、その後のヴェティアの行動を見続ける。
王子という立場だけでなく、自分自身の判断で人を見る人物。
■アンナ・ローレル
ブュッフェ公爵家に仕えるヴェティア付きの侍女。
物語の始まりで、怒ったヴェティアから魔法を向けられ、負傷する。
ヴェティアが生き方を変えるきっかけとなった人物だが、単に主人公を許すための存在ではない。
傷つけられた事実も、恐怖も忘れてはいない。
それでも、その後のヴェティアが何をしてきたのかを、自分自身の目で見続けている。
■ミュゲ・ジプソフィル
現役の大聖女。
三十年前に魔王討伐へ参加した英雄の一人で、光魔法について深い知識を持つ。
ルミエを弟子として迎え、聖女を目指す彼女を導く一方、ヴェティアとも師弟関係を結ぶ。
ただし、二人へ同じ道を歩ませることはしない。
答えを与えるのではなく、自分で考え、自分で選ぶための方向を示す人物。




