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街はずれのどこか遠い田舎の病院の一室。そのベッドに僕は横たわっていた。
僕は生まれつき不幸だった。よく入退院を繰り返すほどに体は弱く、両親は僕が十三歳になるころに他界。
施設に預けられた僕だったが、体のことをもあり、人生のほとんどをこの病室で過ごしている。
「暇だな…。」
独り言をつぶやく。何をやろうにも言うことを聞かない体。誰かと話す気力もなくなり、孤独だった。
今の僕は十七歳。真っ当な人生を歩んでいれば高校生だっただろうか。
そんな感じでぼんやりと考え事をしていると次第に眠くなってきた。
「う~ん……そろそろ寝るか…。」
ベッドに深くもぐり、眠ることにする。
次回へ続く…。




