■ 女鬼戦士 ホーリン
聖神国ニッポン。この国を統べる人間族は、古来より民衆を束ねる為に行った自らの汚い仕事を、全て異種族である「鬼族」のせいにしてきた。民衆は鬼を憎むが、実のところ鬼族は心優しい者たちの集まりで、それゆえ理不尽に耐えつつ人里離れた奥地でそれなりに幸せに暮らしていた。
だが支配を盤石とした人間族は最後の仕上げとして「鬼族の討伐」政策に乗り出した。鬼たちに濡れ衣を着せるメリットよりも、事の真相が露見する事態を恐れたのである。
殲滅させられると分かった鬼族は、さすがに反撃を試みるが、その優しさゆえに真の力が発揮できない。鬼族の運命も、もはやこれまでかと思われた時、彼らの切り札が現れた。
それは攻撃的な心を持った種族、すなわち人間族の遺伝子を鬼族に取り込んだハイブリッド戦士である。彼らは組み込まれた人間の遺伝子の効果で、本来は出す事が出来ないはずの凄まじい「鬼の実力」を発揮した。
鬼部隊の一人ホーリンは、一番心が優しい代わりに、リミッターが外れた時の力は一番大きい。だが、彼女の記憶には謎の部分があり、戦いの中でそれが徐々に明らかになっていく。
その記憶は人間族と鬼族の紀元にも及ぶ、両種族の支配者がどうしても隠しておきたい秘密であった。なぜ彼女がその記憶を持っているのか、彼女はそれを知ってどう行動するのか。人間と鬼の戦いを巡る伝鬼スペクタクル、今ここに開幕!(しないと思う)




