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■ シミュレーションゲーム好きのオッサン、宇宙海賊になる

清水零士はアラフォーの気弱で痩せ細った、しがないサラリーマン。平凡な家庭に生まれ、平凡な学校を出て、平凡な会社に就職した。そして今は、上司から退職勧奨を受けている。


しかし、彼には誰にも負けない特技が一つあった。それは「シミュレーションゲーム」である。分野のいかんに関わらず、戦闘、経済、統治、あらゆるシミュレーションゲームに天才的な能力を発揮したが、当然、それが社会的に評価される事はない。


そんな彼が不慮の事故に遭い、お馴染みの神様の前にまかり出る。神様が「不遇な人生のようだったから、好きな世界へ送ってやろう」と言ったので、彼は「では、シミュレーションゲームの能力が生かせる世界へ送ってください」と願った。


目の前が暗くなったと思ったら、次に彼が目覚めたのは軍艦の艦橋のような所。彼の精神は、異世界の宇宙海賊の首領の体に転移(憑依)したのだった。


ただし海賊と言っても悪党ではなく、この世界の銀河を支配する悪の帝国に立ち向かうレジスタンスの一人で、帝国に取り入り暴利をむさぼる商人の宇宙船だけを狙い「義賊 ボラゴルン」として、恐れられていた。


しかしある時、帝国の罠にはまり、彼は勇猛果敢に戦うも憤死する。だが、その体から魂が抜け出た時、代わりに清水零士の魂がその体に宿ったのだった。


前の世界とは似ても似つかぬ、見てくれも恐ろしい剛腕海賊の体に転移した清水は戸惑うも、持ち前のシミュレーション能力を発揮し、帝国の罠をからくも脱する。


清水は自分と本来のボルゴランとの余りの違いにとまどい、立場を利用して遁走しようとするが、彼の正体を見破ったボラゴルンの妻に脅迫され、今まで通り悪の帝国と戦う事となる。


見た目は豪傑、中身は気弱なおっさん。そんな男と、銀河宇宙の運命や如何に。


「おっさんシミュレーションマニア。異世界で宇宙海賊になる」近日開幕!(しないと思う)


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