2-43 魔族が攻めて来た 3
裕也は今、女魔族バムラーカという魔族に一騎討ちを挑んだ。
女魔族ハムラーカはLV1381、対してオレはLV718
どう見ても勝てない。しかし裕也には奥の手があると言っていた。
そして、戦闘が始まって、裕也はその奥の手をだした。
暗黒の炎を纏った黒い獅子が召喚され裕也が合体した。
魔獣合体だ。
裕也のレベルは、LV1822に上がった。
その後は裕也が一方的だった。
裕也は、女魔族ハムラーカの左腕と右足を切り落とした。
しかし、裕也が止めを刺しに行った時、魔族ガベガラナルが裕也と女魔族ハムラーカの間に入って剣を受けていた。
魔族ガベガラナルはかなり速かった。
裕也は魔族ガベガラナルに弾き飛ばされた。
そして、体勢を立て直す暇もなく、裕也は切り刻まれ地面に叩きつけられた。
◇
「テツさん!吹雪裕也が吹き飛ばされたわ。」
とその様子を見て真美子が言った。
俺は助けに行こう思ったが、魔族ガベガラナルの動きがゆっくりだ。こちらに警戒している。
俺は手に魔力を集めて、魔族ガベガラナルの警戒を強めた。
そして様子を見た。
魔族ガベガラナルが倒れて動けない裕也の前に立ち、何か言って認識阻害の指輪を取った。
魔族ガベガラナル LV2459
「お、魔族ガベガラナルLV2459だってよ。」
これなら、俺が戦わなくても大丈夫だな。
「え、そんなにレベルがあるの?上級魔族じゃない。」
「ああ、でも妖精合体なら大丈夫だな。」
「え?」
よし、周りは大丈夫だ。誰も見てない。
「真美子、妖精合体だ!早くしないと裕也が死ぬぞ。」
「テツさんは、行かないの?」
「いいから、いい実戦訓練だ。」
「もう。」
俺はシルダファンLV2491を呼ぶ。
「シルダファンさん合体お願い。」
ブアアアアアアアンン!
ぱぁあああああああああんんんんん!
と真美子の周りに上級魔法防壁が出来て防御ができる。
その後、周りの上級魔法防壁が解け、背中に羽が生え髪の色が金色の妖精女王真美子シルダファンLV2670が現れる。
この間0.8秒
「はい、真美子」
俺は魔族ガベガラナルを警戒しながら、素っ裸の真美子に、ピンクのビキニを渡した。すぐにつけられるマジックテープ式だ。
真美子は急いでそれを着用し、瞬歩で吹雪裕也の元に向かった。
金髪真美子の着衣シーンはいつ見てもいい。
ちなみに魔族ガベガラナルは俺の手に魔力が集まっているのを警戒して動きが止まっている。
◇
真美子は裕也を庇うように立った。
それを見て俺は、”なかなか真美子は、女勇者っぽく見えて来たな。”と感心した。
そして何か話した後、魔族ガベガラナルは、大量のエアカッターを無詠唱で放って来た。
シュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュン!
真美子は覇者の剣ロドリゲベルクⅡを数回振りこれを霧散させる。
魔族ガベガラナルは、真美子が大量のエアカッターに対処しているうちに、魔法陣を発動させた。
魔法陣から金色のバトルスーツみたいなものが出て来た。
まずいなパワーアップの装備か?
魔族ガベガラナルはそのバトルスーツを装着した。
真美子は覇者の剣Ⅱで切り込んだが凄い速さで避けられた。
そして、魔族ガベガラナルが剣を振って真美子に迫る。
速い。今の真美子を超えるスピードだ、あのバトルスーツの性能か。
ガキン!
真美子はかろうじてこれを受ける。
そして、真美子は覇者の剣Ⅱで切ローとするが、また避けられた。
ガキ!
そして、また、防御して剣を受ける。
しばらくこの繰り返しになった。
そして、真美子の体中に浅い傷が出来ていた。
魔族ガベガラナルが何か叫びながら攻撃をしている。
しかし、真美子ならやれる。この間の”勇者試練のダンジョン”で戦った敵と似たようなスピードだ。
真美子は”左手に”光の剣”を出した。
わざと隙を作って攻撃を待つ作戦か。
その隙を、魔族ガベガラナルは高速で切り込んでいった。
真美子は覇者の剣Ⅱで受け、同時にその攻撃が来る方向に”光の剣”を魔力で伸ばした。
ガキン!
しゅ!
バカン!
と魔族ガベガラナルの首が”光の剣”で後ろに反り返った。
硬そうだなあのバトルスーツ。
体制が崩れた魔族ガベガラナルに真美子は覇者の剣Ⅱを打ち下ろした。
ギャギーン!
ばこーん!
バトルスーツのせいで切れなかったものの、魔族ガベガラナルは後方に吹っ飛んだ。
真美子は瞬歩で近寄る。
魔族ガベガラナルはヨタヨタしていてる。反撃はない。
真美子は、連続で覇者の剣Ⅱを振り、魔族ガベガラナルを攻撃した。
ギャンギャンギャンギャンギャンギャンギャンギャンギャンギャンギャンギャン!
ばぎゃん!
ようやくバトルスーツの一部が壊れた。
真美子は、更に連続で覇者の剣Ⅱを振った。
ギャンギャンギャンギャンギャンギャンギャンギャンギャンギャンギャン!
ばぎゃん!ばぎゃん!ばぎゃん!
魔族ガベガラナルが後ろに吹っ飛んで行った。
真美子は瞬歩で近寄り、バトルスーツの壊れた魔族ガベガラナルの腹に剣で止めを刺した。
魔族ガベガラナルは息絶えた。
ようやく終わったな。
そして周りを見渡すと、女魔族ハムラーカが首をはねられていた。吹雪裕也が止めを刺したんだな。
「お疲れさま。」
俺は真美子の側に転移してマントを掛けた。そして、真美子に服を渡した。
真美子は妖精合体を解き、マントの中で元の服を着た。




