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異世界神達のゲーム  作者: コクテン8
女勇者編
114/123

2-62 妖精の国の危機

その後、真美子は主に”勇者試練のダンジョン”でレベル上げで、俺は主に”魔獣大陸”でレベル上げをしていた。



最近、強力な魔族が、色々な種族の小国や町を荒らしている事が判明した。


その魔族の進行ルートは、この中央国家を目指しているらしい。


その進行ルートの途中には、妖精の国があった。


俺と真美子は、妖精王女シルダファンに連絡して、危なくなったら呼ぶように言っておいた。

でも、魔族との協定で、魔族が妖精の国を襲うことはないから大丈夫だし、結界もあるから心配ないわとシルダファンが言っているので、様子を見る事にした。


俺と真美子は数日間、どちらかが宿屋の部屋で待機し、シルダファンの緊急コールに備えた。


そして数日後、魔獣大陸にいた俺に、宿屋で待機していた真美子から連絡があった。


シルダファンからの緊急コールである。


俺は宿屋に転移した。


真美子と共に妖精の国に転移しようとしたら、正規の転移ゲート魔法陣は作動しなかった。


仕方がなく、俺の転移で妖精の国に行った。遠見の魔法を使いながらだったから、妖精城の外に転移した。


転移して、はじめに見た光景は瓦礫の山だった。

妖精城が大火力の攻撃魔法で破壊され岩が所々溶けていた。


何か高温の火魔法が使われたようだ。


「何だこれは。」

「もしかして、間に合わなかったの?」


そして、少し離れた所で爆発音がしたので俺と真美子は行ってみた。


そこには、妖精数体と強力そうな魔族の男が戦っていた。そしてシルダファンも戦っていた。

その魔族の男のステータスを見ると、バラダーLV3759だった。


真美子LV3897とほぼ互角のレベルだった。

俺は焦っていて、その魔族の男のレベルしか見ていなかった。


「食らえ!魔槍煉獄十二段突き!」


ズドドドドドドドドドド!


バラダーの奥義が放たれた。


「シルダファン!」


俺は叫びながら瞬歩でシルダファンのもとに向かった。


ガギャギン!!


バラダーが放つ連続の奥義を俺は覇者の剣Ⅳで止めた。


「む!」


と言って、バラダーはバックステップで下がった。


真美子も遅れて俺の横に並び、バラダーを牽制した。


「真美子、少し時間を稼いでくれ。」


と俺は重い声で真美子に言うと、血だらけのシルダファンを手に抱えた。


魔族の奥義を防ぐのが遅れたのだ。シルダファンは体を多数突かれて傷を負っている。


「わかったわ。」


真美子はそう言って、バラダーに向かって構えた。


俺は、念のため球状の結界を作り、中でシルダファンの治療を始めた。




俺はシルダファンに最上級回復をかけた。


しかし、全く反応しなかった。


「死んでしまったのか?」


俺は呪い等がかかってないか、解析と情収集をした。


心臓がえぐられている。


左足も右腕もない。


血ももう流れてこない。



シルダファンは、死んでいた。
















俺が結界を解くと、真美子が魔族の男とまだ話していた。

よかった。その魔族、俺の手で殺してやる。


「それじゃ、小娘行くぞ。」


「まて!」


と俺は叫んだ。


「おお、さっきオレの槍を止めた男か、小娘より歯ごたえがありそうだ。治療していたみたいだがもういいのか?」

「ああ、もう遅かった。お前を殺す。」

「そうか遅かったよな。オレの奥義の最後の2撃しか止められたないものな。」

「てめー!」

「来い!」


俺はバラダーに切りかかった。

しかし、目が霞む。


キンン!


バラダーは槍で受け流す。


目はまだ霞むが、俺は構わず連続で切りかかった。


ギンギンギンギンギャーンン!


「ぐあー!」


テツさんの剣を数回をバラダーは捌いたが、槍が弾かれ、バラダーは左腕にケガを負った。


「ぐっ。馬鹿なこんな手練れが居るはずがない。オレは4大魔将軍だぞ!」


とバラダーが叫んだ。


4大魔将軍だと!


俺は手を止めた。


そして、鑑定魔法を使った。


”魔将軍”の表示があった。


魔将軍相手だと、神がこの戦いを見ているかもしれない。


俺は真美子の側に行き言った。


「くっ、魔将軍か仕方がない、真美子、後倒してくれ。」

「わかったわ。」


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