表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界神達のゲーム  作者: コクテン8
女勇者編
102/123

2-49 エルフの里へ

愛美さんのレベルがLV1500を超えたので、俺と真美子は、人造聖剣の材料採取に出かけられるようになった。


ブラックダイアモンドは手に入れたから、残りは


・人魚の国でブルーダイアモンド

・エルフの里でグリーンダイアモンド

・妖精の国でイエローダイアモンド

・竜の国でレッドダイアモンド


の4種類。


・人魚の国は、海の底にあるから、海中へもぐる為の装備を特注している。

・エルフの里は西の大森林地帯の中にあるが、結界が張ってあってなかなか見つからない。試しに、冒険者ギルドで登録しているエルフ数人にグリーンダイアモンドの採取を依頼してみた。

・妖精の国は、妖精の半島にある。妖精女王シルダファンもいるから、これはすぐ入手できる。

・竜の国は、東の島国にある。だが、島には竜の結界が張ってあって、竜族人が許可しないと入れない。竜族人の知り合いを作らないといけない。これも冒険者ギルドで登録している竜族人数人に竜の国の入国案内依頼を出した。



俺と真美子は、一番容易に入手できそうなイエローダイアモンドを求めて、妖精の国へ向かった。


妖精の国は、おとぎ話の妖精とか、ユニコーンとか住んでいて、とても幻想的な所だった。俺と真美子はちょっとしたバカンスを味わえた。

目的のイエローダイアモンドは、事前に妖精女王シルダファンを呼び出し、原石の場所を聞いていたのですぐに入手出来た。


「真美子、これで後は3つだな。」

「そうね。テツさん。後は冒険者ギルドの依頼待ちと、海中装備完成待ちね。」

「それまで、時間があるな。レベル上げして待ってようか、真美子。」

「はい。テツさん。」


妖精の国から帰った俺と真美子は、”勇者試練のダンジョン”でレベル上げをしながら、冒険者ギルドに出した依頼を受けてくれる人を待った。


そして数カ月が経った。


エルフの里のグリーンダイアモンドの採取を引き受けてくれるエルフが現れた。


そのエルフの名前は”エルミアル”、女性の冒険者だ。


俺達は、エルミアルさんが住んでいるという町の外れの家に向かった。




その家はしっかりした作りで、壁の周りに蔦が沢山垂れ下がっていた。そして家の周りには、結界が張られていた。


真美子は、冒険ギルドから借りた専用の魔法通信機で連絡をした。


「こんにちわ。冒険者ギルドの依頼の件で来ました。真美子とテツです。」

「はい。確認しました。今、行きます。」


そして、家からスレンダーな美人エルフの冒険者が出て来た。


エルフだけに髪は金髪、耳は尖っている。肌の色がすごく白い。

だが、俺は真美子や、愛美さんの方が好みだ。

エッチ出来るんならしたいけど。


「どうぞ。」


そのエルフの女性は、結界を開けて家の中に案内してくれた。


私達は家の中に入った。


そこには数人のエルフが住んで居た。


そして、エルフの女性は入り口脇の小部屋に案内してくれた。


その小部屋で、仕事の話が始まった。


「はじめまして、わたしがエルミアルです。そちらの、男性の方がテツさんで、女性の方が真美子さんですね。」


と、さっき俺達を迎えに出てくれたエルフの女性が言った。


続けて真美子が対応した。俺は真美子に任せることにした。


「はいそうです。」

「依頼は”グリーンダイアモンドの採取”ですね。」

「はい。」

「それには条件があります。」

「条件とは何でしょうか?」

「今から質問に答えてもらいます。その内容で依頼を受けるかどうか判断します。」

「はい。」

「それでは、真美子さん達は、何故グリーンダイアモンドが欲しいのですか?」


エルミアルさんは、真美子の顔をじーっと見ている。俺は見つめないのか?


「それは、人造聖剣の材料になるからです。人造聖剣を作る材料を集めています。」

「今後、グリーンダイアモンドを定期的に必要になりますか?」

「いいえ、今回で終わると思います。」

「聖剣の材料集めをしているということは、勇者に知り合いがいますか?」

「はい。」

「その勇者は、善人ですか?」


そうだよな、善人じゃない勇者の為にグリーンダイヤモンドを渡すわけにはいかないものな。


「善人だと思うけど分からないわ。」

「勇者に信頼出来る強い方がいますか?」

「はい、います。」

「その方を紹介頂けませんか?」


紹介?なんでだ?


「いいですよ。」

「最後に、わたしが依頼を引き受けたことは、この仕事が終わった後、黙っていてくれますか。」

「はい。もちろんです。それで、料金はいくらになりますか?」

「料金は、その紹介していただいた強い勇者が、ある仕事を成功することで代わりの対価とします。」


その条件はちょっとないんじゃないか?まあ、話がこじれたら口を挿むか。


「エルミアルさん。それだと、紹介した勇者が仕事を成功しなければ、グリーンダイアモンドはもらえないんですよね。」

「ええ、申し訳ありませんがそうなります。」

「それと、もしかして私に勇者の知り合いがいる事を、あらかじめ知っていたのですか?」

「え、いえ、さっき話に勇者の話題がでたもので、つい聞いてしまいました。」

「その勇者への依頼の仕事の内容って教えてくれませんか?」

「そうですね。勇者にある魔物を退治してほしいのです。」


お、この質問攻めは真美子が真偽眼を使ってるな。


「エルミアルさん、その魔物を倒せる強い方はエルフにいなかったのですか?それと、その魔物の種類は?」

「ええ、男性のエルフが倒しに向かいましたが負けて帰ってきました。魔物は魔棘大亀の変異体です。」


変異体?


「その男性のエルフの一番高い方のレベルと、魔棘大亀のレベルを教えて下さい。」

「男性で一番はLV1400くらいです。魔棘大亀は、レベルが読み取れません。」


魔物なのにレベルが読めないだと。


「テツさんどうする?」


危険かも知れないが、グリーンダイヤモンドを手に入れるためだ。あと、


「そうだな。魔棘大亀は勇者ミッションに関係ないんだよな。」

「ええ、そんな話し聞いたこともないもの。」

「真美子、その仕事やってみるか。」

「テツさんがいいのなら。」


とその俺達の話をじっと聞いていたエルミアルさんが話し出した。


「ちょっと、すみませんが、その話の内容だと、もしかして、あなた方は勇者ですか?」

「いえ、違いますよ。」「そう、俺は勇者じゃない。」


エルミアルさんは、難しい顔をした。


「少し質問してよろしいですか?」

「はい。」

「先ほどのLV1400を聞いても、お二人は、魔棘大亀を倒せる自信があるのですか?」

「ええ、たぶん。だって、それに、私の知り合いの勇者は私より弱いわよ。」


確かに今は、真美子より強い勇者は見たことが無い、


「そ、そうなのですか。では、真美子さんとテツさんのレベルを教えてもらえませんか?」

「私はLV1681、テツさんは、テツさんどうする?いってもいい?」

「いや止めてくれ真美子。エルミアルさん、俺は真美子以上のレベルとだけ言っておく。」

「そう、わかったわ。」

「エルミアルさん真偽眼持っていますか?」

「え、いえ。」

「エルミアルさん、さっき私は勇者じゃないって言ったけど。訂正するわ。私は勇者よ。秘密にしてくれると助かるわ。」

「え、あ、はい、それは、秘密にします。」


俺は真美子に小声で「いいのか?勇者だってばらして。」

と言ったら、真美子は小声で「だって、エルミアルさん、真偽眼持ちよ。気をつけてよ。」

と言った。「わかった。」と俺は小声で返した。


「あの、いいですか?真美子さんとテツさん。」

「はい。」

「それでは魔棘大亀退治を依頼したいのですが、少し、質問よろしいですか?・・・」


と俺達についていろいろ質問された。たぶん余所者だからエルフの里に連れて行くことが不安なのだう。

結構な質問攻めにあった。


魔棘大亀退治の依頼内容は以下の通りだ。


①エルフの里の西洞窟奥に魔棘大亀の変異体がいるのでその魔物からエルフの姫を救い出してから退治してほしい。

②エルフの姫は、その魔棘大亀の甲羅に乗っている魔水晶に閉じ込められている。


更に詳しく、経緯を聞いたら、


①ある日突然、西洞窟から魔棘大亀の変異体が現れた。

②その魔棘大亀は、里を荒らした。

③魔力の強いエルフの姫とエルフの王子とその他実力者が退治に行ったが、返り討ちに会い、エルフの姫が魔棘大亀の背中の魔水晶に閉じ込められてしまった。

④魔棘大亀はその戦いで怪我を負い、西洞窟奥に逃げてしまった。

⑤エルフの王子とその他実力者がエルフの姫を取り戻そうとして、洞窟に入り戦ったが敗れて帰ってきた。


という事だった。


俺達はその依頼を受けた。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ