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その他の脇役さん達


 舒洲源蔵のすげんぞう

 1829年7月7日〜1888年7月7日享年59歳

 冬の道中記登場時37歳

 光八の父。


 秦野豊賀はたのとよか

 1836年8月9日〜1896年2月27日享年88才

 儚い登場時28才

 お蝶が働く三条うどんの女将。


 坂下徳代さかしたとくよ

 1850年4月24日〜1909年9月1日享年73才

 儚い登場時14才

 三条うどんの奉公人


 又檐弁丸またのきべんまる

 1822年12月13日〜1845年3月25日享年65才

 家族登場時43才

 弁丸歌舞伎の座長。

 破産後からしばらくは不明だったが、それから3年後、やっとの事で弁丸を見つけた煎餅がお蝶の失態の詫びにと弁丸に千両送った。

 それに驚いた弁丸は慌てて千両の金をもって煎餅の所に返しに来た。勿論煎餅も一度出した金は受けとれないと言って弁丸を納得させる。

 煎餅の援助もあり弁丸はもう一度弁丸歌舞伎を復活させるが、千十郎を取り戻すだけの資金はなく千十郎の事は潔く諦めた。

 51才の時に千十郎の話を噂で聞き、心配になっていたが行方が掴めずそのまま。

 65才で死去するまで弁丸は舞台に立ち続け、最後は舞台の上で華々しく散っていった。

 


 又檐千十郎またのきせんじゅうろう

 1843年8月7日〜1855年2月2日享年33才

 家族登場時22才

 弁丸歌舞伎の花形役者であったが、弁丸が破産したため市丸歌舞伎に移る。

 市丸歌舞伎でも千十郎のの人気は不動のものであった。

 しかし、余りに人気がありすぎたため他の歌舞伎一座からの引き抜きが頻繁に行われるようになり、次第に腰の低かった千十郎の態度も変化していった。

 その余りの横暴な態度に業を煮やした当時の一座連中は事故に見せかけて千十郎を奈落に突き落として殺害する計画をたてる。

 しかし、その計画は上手くいかず結局奈落に突き落とせたものの千十郎を殺害するには至らず、結果この計画は事故として処理された。

 しかし、奈落に突き落とされた千十郎は首の神経を痛め右半身が麻痺してしまう。

 その為、千十郎は役者としての道を閉ざされ、一座を追われることになる。かくして一時は歌舞伎界の頂点に君臨した千十郎は30才にして全てを失ってしまった。

 3年後、誤って谷から落ちてあえなく他界。


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