そして、日常へ・・・
朝、眩しい光が差し込む部屋。
制服に着替え髪を整えると、机の上に置かれたデジタルフォトフレームのディスプレイに触れた。
すぐに写真が浮かび上がる。
それはお気に入りの大切な写真だ。
いつも必ずこれを見てから学校に行く。
懐かしい顔、懐かしい思い出。
みんなで過ごしたあの時間、あの場所・・・。
緊急召集がかかれば、また会えるのに、といつも思う。
けど、それはあってはいけない事。
こうして毎日学校に行くことは退屈だけど、この平凡が平和な証拠なのだから。
「行ってきまーす」
SHIRASE 捕食者を狩るもの 終了
最後まで読んでいただきありがとうございます。
書いている間はずっと語彙力のなさと表現力の乏しさを痛感する日々でした。
この物語は、まだ仕事をしている時に書き始めました。最初はロボットが侵略者をやっつけるような単純な娯楽的な話のつもりでしたが、いつしか登場人物の成長だったり、帰る場所だったり、そんなことを意識して書くようになりました。
書き始めた時からエンディングのイメージはすでにあったのですが、本当にそこにたどり着くことができて安心しました。
物語が終わってしまうのはとても寂しいのですが、これで登場人物たちもほっと出来たのではないかと思っています。
次の物語でまたお会いできることを願っています。
今までの感謝を込めて。 Kei




