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異世界越しの

「私も、新島くんが私の初恋だよ。地味で友達も少なかった私を好きになってくれてありがとう。」


「、、、うん、」


「これからは、お友達ね。できるなら、私とルナ様のこと、応援してね。」


「、、、うん、」


「ルナ様には言わないでね、私のこと。」


「、、、うん、分かってるよ。」


「そっか、、ありがとう。」




「アリア?」


「あ、、ルナ様。」


「こんなところでどうし、、ユウもいたとはね。何を話していたんだい?」


「秘密です。大事な話なんです。でも、もう終わりました。」


「、、、そう、解決できたんだ。」


「え?私、一言も問題があったなんて言ってませんよ?」


「アリアを見てれば分かる。最近は、ずっとどこか考えているような感じがしていたけれど、今は全くそう感じさせないよ。」


「それは良かったです。流石ルナ様ですね、」


「言っているだろう?アリアは分かりやすいって。未来の皇后なのだから、感情を表に出さない練習くらいしておいたらどうだい?」


「余計なお世話ですよ。」


「、、、アリアーテとルナシスは仲が良いね。、、、俺も、これから、見つけるとするよ。ここの女の子は皆アリアーテみたいに上品に話すの?心配だなぁ、怒らせたりしないかな?」


「『ユウ』、、クスッ、大丈夫ですよ。ユウは持ち前の明るさでなんとかできます。悠紀もそうでした。」


「え、あいつの真似はしたくないけど、、まぁ、なんとかなるなら良いや。」


「そうだ、結局ユウは皇族が引き取るんですよね?」


「あぁ、引き取ると言っても住居が皇城というだけなんだけどね。」


「ではきっと一流のマナーの先生が就きますよ。レッスン、頑張ってくださいね。」


「おぅ。ありがとな、アリアーテ。でも、俺、中学でも高校でも、優等生じゃなかったしなー、、先生の逆鱗に触れないように頑張らないと。」


「クスッ、そうですね。」




「皇后様〜!!」


「あら、どうしたの、ベラ。」


「執務はどうされたんです?!」


「もう終わったわよ?」


「えっ?!え、、え?!」


「ふふっ、だから、今からルナ様のところに行くの。何かまだやることでもあった?」


「え?い、いえ、、まさかもうできるとは思っていなかったもので、、」


「今日の執務は簡単だったのよ。書類の整理とサインするだけだったからね。」


「そ、そうですか、、そうだ、皇帝陛下は今執務室にはいらっしゃらないと聞きましたが、、」


「え、本当に?今はどこにいるの?」


「皇城のお庭にいると聞きました。ユウ様とレオシア様とご一緒にお茶されていると、、」


「まぁ、本当に?私を誘わないで2人で飲んでるなんて、、信じられない。早く行かなきゃ。」




「あーっ!!アリア〜っ!!」


「レオお兄様!」


「久しぶり!!執務どーう?大変??体は大丈夫?無理してない?」


「ふふっ、お兄様ったら、、心配しすぎですよ。」


「太后様に意地悪とかされてない?!」


「太后様とは会いませんから、大丈夫です。」


「そっか、、良かった、、」


「本当にレオシアてルナシスと一緒でアリアーテに過保護だよなぁ。」


「え?!だって、こんな、僕の天使に危険が迫っていたらどうするんだ!!」


「皇城だからそんな心配はないよ、レオシア。」


「心配するよ!!ルナシスもいるんだし!!」


「、、、ん?今のは聞き捨てならない言葉だね?つまりそれはどういうことなのかな?僕がいたらアリアに危険が迫るとでも?」


「そうだよ!!ルナシスがアリアに危害を加えないか、、アリア!!何かあったらすぐに僕に言うんだよ!!いや、ルナシスだけじゃなくていい!!ユウにも何かされたら僕に、、」


「俺は何もしねぇよ!!ルナシス怖いし!!」


「えぇ、ユウは何もしませんし、まぁ、、ルナ様はどうか分かりませんが、基本的には大丈夫です。」


「ん?アリアも僕をなんだと思ってるんだい?」


「皇后陛下〜!!」


「あら、またどうしたの、ベラ。」


「料理長が今日の夕食のリクエストはないかと、、、!」


「え?そんなのアリアに聞いてるの?」


「あぁ、なるほどねぇ」


「え、ユウは分かるの?」


実は、日本食のものを料理長に教えて、時々食べさせてもらっている。


完全な再現はできないが、ここにはユウもいるし、たまには私も食べたいと思って、日本食か普通の食事か、その他諸々私に聞いてくれるようにしてもらったのだ。


「昨日和食食べたんだし、今日は普通のでよくない?」


「じゃあ、そう伝えておいて。」


「分かりました!!」




これこそ、本当の平和?


お兄様がいて、ルナ様がいて、ユウがいて。


ヘレスやエリーもいて。

私がこんなに幸せで良いのかな?


貴族社会はやっぱり難しいところもあるけれど、今はそれなりに頑張れていると思う。


皇后になって仕事は忙しいし、太后様は相変わらず私に厳しいし、、


ルナ様は未だにドSだし、お兄様は過保護すぎるし。


でも、何もなかった前世の私なんかと比べたら、今の方が断然良いに決まっている。


この世界の主役は私じゃないと思うけれど、


脇役よりは活躍できたんじゃないかな?




、、、いや、違う。


この世界の人、皆、主役なんだ。


よくある物語の登場人物でも、命を宿す者全てが世界の主役。


だから、私も主役らしく、これからも前を向いて進め!!


そして、、ルナ様と幸せに。

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