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裏では

僕、ルナシス・リベリオは今、自室にいる。


何をしているのかと言うと、僕の未来の妃の情報を確認しているのだ。


勿論その中にアリアーテは含まれている、、というか、かなり有力だ。


家柄よし、魔法よし、勉学よし、性格よしの、妃に向いている令嬢だ。


訳あって、、というか、レオシアがいたことによって僕とアリアーテは幼い頃から頻繁にあっている。


、、、がしかし僕が不器用すぎるが故上手く気持ちを伝えることができない。


いや、僕だけのせいではない。


アリアーテもアリアーテで鈍感すぎる。


レオシアやロナルド令嬢、


アリアーテと僕の会話を少ししか聞いていなかったイオラン令嬢までもが一瞬で僕の気持ちに気が付いたのにも関わらず、


アリアーテだけ気付くことはなかった。


僕はよくアリアーテに「ドS」と言われる。


その「ドS」というものが何かは僕に分からないが、おそらく意地悪だとかそういう意味だろう。


「ふっ、、驚いたよセラウェイ。この前の試合で君に『好きな子は虐めちゃう』タイプ、、だとか言われて、少し気分が悪くなったけれど、実際そうだからな。」


僕とアリアーテは婚約していない。


婚約者は、学園に入って選ぶ者が多い。


無論、皇族もだ。


リベリオ皇国の皇太子の決め方は、生まれた順ではない。


セラウェイははっきり言って「馬鹿」だからな、意外と操りやすいと思われ支持者が少なくない。


皇太子は、子の能力によって決められる。


この国の皇子は僕とセラウェイだけだから、まぁ僕も確実に支持者を増やしていけば問題は一つもない。


僕はなんでも叶えてきた。


なんだって勝つつもりでいるし、それはアリアーテ相手でも同じこと。


僕の願い、、これは最大と言って良いほどなのだが、、、、




「アリアーテが、欲しい。」




クシュンッ


「ど、どうしたのアリア?!風邪?!夏風邪?!」


「い、いいえ、、大丈夫ですわ。」




あ、、、忘れていた。


上手くアリアーテを誘導して、絶対に皇后になりたいと思っていないなど言わせないようにしなければ。


そもそもアリアーテを僕がもらうには、アリアーテがやはり妃になってくれなければ困る。


皇后じゃなくたって、、


僕と離れたくない、僕しかいらないと思わせられるようにしなければ。




、、、まずは、、うん。


僕の不器用さを直すところから始めないとな。

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