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魔王城攻略1

半妖精(グラスランナー)

「これじゃ荷物運び必要無かったですね」

そんな愚痴(かるくち)を叩ける余裕があるほど

順調な攻略だった

半妖精(グラスランナー)は荷物運びとしてじゃなく

案内人(ガイド)として 危険な罠や回り道回避をしてくれた


玉座の間の扉の前に着いた

「この中に魔王は居ますね」

ユウキが教えてくれる

まるでセンサーのようだ


ここまでお手軽で良いのだろうか


俺達は扉を開いた


「うわっ」

圧倒的魔力(プレッシャー)を感じた


椅子に座ってる魔王が

床に縛られて寝転ばされてる有美(ユーミ)

見える


有美(ユーミ)を返せ」

魔王は余裕で笑って答える

「我の復活の生け贄にちょうどいいであろ」

俺は敵意を魔王に向ける

「そんな事はさせない」

魔王は愉快そうに答える

「負の感情は美味よな

そうだ こんな余興を思い浮かんだわ」


魔王は錫杖で床を叩く

カツン

音がすると 有美(ユーミ)が目覚める

「今から見る光景を目に焼き付けるがよい」

そう言った刹那 俺の腹に剣が生えた

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