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041⚫️旅立ちが未来へ繋がる日

さあ、行くぞ!

母さん、心配しないで。

兄ちゃんと一緒だし、ここには父さんを支えてくれる仲間が大勢いるんだし。

それに、あの空高く昇り、見えなくなった‘巨竜’だって、

いざとなればきっと力を貸してくれるはずだ。

少なくとも周囲のコロニーの連中は、そう信じて俺たちを恐れている。

いや、畏敬、と呼ぶべきなのかな。

巨大な丘が崩れ、今はただの緩やかな斜面となった。

カンナが見つけた‘洞窟’があった一帯は、

いつの間にか住民たちから‘カンナ平原’と呼ばれるようになっている。


そうさ、ちょっとした冒険に出るだけさ。

でも、できれば新しいコロニーを作りたいんだ。

‘スクラップ・ポイント’なんていう名前じゃない、

自分の名にちなんだ、誇り高く呼ばれる場所をね!


兄ちゃんなら’ラベロ’を変えて・・・’ラベリア’。

俺は’ボロス’を変えて、’ボレリア’!

どうだい、カッコいいだろ?


兄ちゃんは父さんの弓を、俺はナイフを預かった。

父さんはいつものように何も語らず、ただ遠くの空を見つめている。

そして、珍しく一言だけ呟いた。

「・・・あの時と同じ青空だな」って。

その言葉を聞いて、俺たちは踏み出した。

よし、出発だ!みんな、最高のお土産を待っててくれよ!


若き建国者たちの足跡が、まだ見ぬ未来の地図を描き始めていた。


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