表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/56

014⚫️ちんぷん・・・?

「てなわけで、俺たち戻ってきた。」

「アキラさん、ふつうなら幻覚や幻聴と言うところなんですが。エイミーさんもココアも、新三郎に会ったと言うわけですからね・・・。」

アキラの説明に、ジンが腕を組んで考え込む。


まあ、そうだよね。

わたしたちがサムライの時代でしばらく過ごしたなんて、

信じろっていうほうが無理よね。

こっちでは、たった三日しか経ってなかったんだし。

そのうえ、ブリッツを見た、ぶん殴った、

石をむこうの時代に託してきた・・・なんてねえ。


「うーん・・・SF的ですが、世界線を越えたという仮説しか出てこないなあ。」

「ジン、世界線ってなんなのよ?」

「エイミーさん、それはですね・・・」


・・・説明を聞いても、よくわからない。

「ちんぷんかんべんよ。もっとわかりやすく言ってよ。」

「いや、それも言うなら、ちんぷんかん’ぷ’ん、だ。」

アキラがつっこむけど、そこじゃないのよ。

「そうですね。例えるなら・・・図書館にある一冊の本の物語から、別の本の物語に移動した、そんな感じだと思ってください。」

「おいジン、それなら俺たちはまた、新三郎に会えるのか?」

「そう易易と本を取っ替え引っ替えはできませんよ。’ハムレット’と’マクベス’がごちゃまぜになると、大変だあ。」

ジンが笑いながら言う。

「それで、森の祠で見つけた’石’と’星河薫風’には関連があったのか?」

「アキラさん、あれをよく運んできましたねえ。結論から言うと、関連はありますが、同じものではありません。」

「えっ、違うの?手触りは似てるけどなあ。」

「エイミーさん、感覚的にはそうでしょうね。でも、’星河薫風’が純金だとすれば、石はマガイモノです。成分は含まれていても、純度がまったく違います。」


ふ〜ん。マナに託したものが劣化した?

いや、祠をちゃんと建ててくれたし、石も安置してきたよ。

現代でも、あの時のままだった。

じゃあ、どうして純度が違うの?

もとから’石’と刀は別物だったってことなの?


「やっぱり、よくわかんな〜い!ジン、もっと上手く教えてよ!」

「いやあ、エイミーさん、わたしにもよくわかんないんですよ。これ以上は、ちんぷん勘弁!」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ