プロローグ
始めまして。趣味で小説を書いていますむんむんです。
誤字脱字がありましたら報告お願いします!
「おい〇〇ビールをもってこい。」
「はい父さん...」
「◯◯!!今月のバイトのお給料振り込まれたんじゃない?早くよこしな」
「はい母さん...」
「おい〇〇!俺達はカラオケいくから、金よこせ」
「今回は1万でいいからさ」
「...お金はもうないんだ、お母さんにとられて」
「使えないわね、カスっ」
バチンッ
「お前は金がないなら生きる価値がないんだよゴミ」
ドカッ
「うぐっ...ごめんなさいごめんなさい」
「ペッ...もう行くぞー、来月は2倍徴収するからな」
「あはは~頑張ってね笑」
...
......
.........
なんで俺って生きてるんだっけ。
物心ついたころには最底辺な生活をしていた。生きていけるギリギリなラインの食事。小学校、中学はいじめられ、高校でバイトを始めて少しは変わると思ったが、搾取される日々。もう生きている意味はないんだろうか。
何回も死のうとは思った。思ったけどいざ死のうとしたら身体が動かなくなる。最初は事故でも、小説のように誰かを助けて死にたいとか思っていたが、いまはどうだっていい。誰か殺してくれ。
ブチッ
(へ?)
急にあたりが真っ白な空間になった。
「ほっほっほ」
ビクッ
(び、びっくりしたぁ。サンタクロースみたいなヒゲの生えたおじいさんがいる)
「ふむ。サンタクロースは一応親戚にあたるかもしれんのぉ」
(サンタクロースの親戚?え、怪しい)
(ん?俺口に出したっけ?)
「ほっほっほ。この空間はわしが作ったからのぉ。」
「は、はぁ」
「自己紹介がまだだったのう。わしらは名前はないのだが、まあわかりやすく言うと神じゃな」
(神?そんな存在がいるのか)
「ふむ、意外と落ち着いてるのぉ」
(神ッ)
「おっと先に言っておくが、神と言っても外界の生き物の運命などには関与できないからの。だからおぬしの今までの不幸はわしらは関係ないのじゃ。」
(そうなのか...)
「のじゃのじゃ。」
(それじゃあこの空間はなんのために?ていうか俺はどうなっているんだ?)
「ふむ。そうじゃな時間もあるしゆっくり説明しようかの。おぬしはまず死んだのじゃ。」
(ありがとうございます)
「ほっほ。普通の者は感謝の言葉は出ないのだがの。まあお主の場合は仕方がないかもしれないのう」
(死んだのはわかったのですが、ここは死後の世界ということですか?)
「そうじゃ!と言いたいところだが、お主は少し特殊でのう。普通は幸せと不幸せは波のように来るはずなのだが、お主はその波がとても深く不幸せから始まってずっと沈みぱなしだったのじゃ。」
(それはそちらの不手際では)
「こればかりは輪廻の問題であるから、そういう運命だったとしか言えないのじゃ。ただあのまま生きていたら、宝くじ5回連続あたるぐらいの幸せはきたかもな」
(ということは俺がその不幸せの波に耐えられず死んだと)
「そうじゃ。それでのう、儂らのなかでそのまま輪廻の輪に戻すのはお主が危険だという話がでての。少し波を落ち着かせる処置をしよう!という結論になったのじゃ」
(しょ、処置?)
「君でもわかる用にいうと、転生のようなものじゃが...」
(転生!)
「おお乗り気のようじゃな。ただ少し魔物などがいる世界でのう、簡単にしなれたらこまるのだ」
(ま、魔物...)
「そんな怖がらなくてよい。儂らから生きて行ける能力はあたえるからの。いまから送る世界では儂らが与える能力とは別に、生まれた瞬間に与えられる能力があっての。誰もが努力しだいで身につけることができる通常スキルと稀に与えられる固有スキルがあるのじゃ」
(えっと質問なのですが、通常スキルと固有スキルの違いはなんですか?)
「そうじゃの。まず通常スキルは誰でも努力次第で身につけれるが、生まれつきで持っている通常スキルと後天的な通常スキルでは明らかに差があるのじゃ。習得スピードや威力の強さなどな。それに比べて固有スキルは次元が違うものじゃ。固有スキルが必ずしも攻撃系であるわけではなく、過去には『薬学の知』や『医神の手』といった医療系のスキルだったり、『鑑神の目』や『鍛神の金槌』といった固有スキルがあるのう。そういったものは通常スキルと比べるまでもなく、お主にわかりやすく言うとチートみたいなものじゃ」
(なるほど...ありがとうございます。)
「とりあえず基礎はそんな感じじゃ。転生したらその世界で生きていける知識はインストールしとくからの。まあ出生は悪くないところにはなるじゃろう」
(なにからなにまでありがとうございます。)
「さてさて時間もあと少しになってきたの。とりあえず最初は時間があるじゃろうし、スキルなどは確認できるようにしとくのじゃ。あとは隠蔽もできるようにしとこうかの。まあ次生は楽しんで生きてくれの」
(はい!)
「なにか目標を立てると楽しくなるのじゃ」
(わかりました!そうしてみます。)
「それじゃあちらに送るのじゃ!またの」




